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流山市民として「流山がすごい」を読んで想う、今さら気づいた根本的なズレ

故あってnote初投稿。

年間300日以上を旅や出張に費やす〝ツーリズムプランナー〟を名乗っているからには当然「旅ネタ」からとも思ったが、やはりここは家族・事業として根を張る地元流山市をテーマとすることにした。

つい先日の12月19日、新潮社から「流山がすごい」という書籍が発行された。

流山がすごい


早速Kindle版で手にしたものの、寒波や何やらの出張段取り変更でそのままに…
クリスマスでひと段取りついたこともあり、思い出したようにタブレットを開いた。

目次を見渡したあと、ふとAmazonレビューが気になり、件のページへ。
う〜ん…  あまりウキウキする内容ではない。
書籍の構成云々より、現在の流山市政に対するネガティブ文言があちらこちらに見受けられる。

かくいう私も、〝両手を上げての流山礼讃派〟ではない。
土日になると目ぼしい外食は、ほぼほぼ行列。
公園も時間帯によっては大渋滞。

最初の方は、少しうなずきながら読み進めた。
が…
途中から、なんだかモヤモヤしきはじめた。

確かに、人口や世帯数が増えてきたことで新たな課題も生じてきている。
大なり小なり不安もある。

観光資源の採掘を業とする仕事柄、全国(海外)を巡る中で、もっともっと深刻でどうしようもない課題を抱える自治体が溢れることも知っている。

家族とともに住まう(あまり家にはいないが)地元だからこそ、冷静に他の地域と比較することができなかったが、いい機会なので私がこれまで流山とどう関わってきたのか数字の推移とともに軽く振り返ってみた。

今から14年前の2008年、当時勤務していた仕事の都合で九州は福岡から流山市に転入してきた。

それから、この地で結婚して子ども3人にも恵まれた。
子どもが1人増えるごとに転居を重ねたので、都合3回の市内引っ越しを経て今に至る。

なんだか面白くなってきて、市役所のホームページから数字をひっぱり、私自身の流山年表に重ねてみた。

流山市と船田家 推移

ちょっと待て。
14年前に流山市民となって以来、人口は1.3倍。
世帯数に至っては1.5倍に増えている。

そして、私の人生の転機と責任は この流山とともにあるのも実感してきた。
今更だけど…

ここまで書いたところで、娘のクリスマス会に同行することに。
一旦 休止。


知らないことばかり というか知ろうとしてなかった…

流山おおたかの森駅前 観光情報センター

クリスマス会の会場は、おおたかの森駅前の「スターツおおたかの森ホール」
いつもは選挙の期日前投票でしか訪れない場所なのであまり馴染みがないいが、なんとこちらには観光情報センターが。

クリスマス会終了後にあらためて立ち寄り、広報資料や観光パンフなどをピックアップしてみた。

広報ながれやま
流山観光パンフ

広報ながれやまには、来年から長男がお世話になる中学校の記事。

流山市の公式LINEの告知もあったので、早速登録してみた。

流山市LINE公式アカウントサービス
流山市公式アカウント 登録

ここまでやってみて気づいた… 根本的なズレに。

急速な地元の街の拡大ぶりにこれまで色々想うことはあっても、その原因や解決策にあまり考えを巡らせもせず、情報の受信アンテナさえおざなりにしていた。
このズレがある限り、行政に対してもどこかお客様気取りの評論家でいたに違いない。

家族の生活や教育、将来ががっつり関わることなのに…


今後は

これまで、流山に戻るのは子どもの行事や節目を中心にスケジュールを組んでいた。

コロナ禍の自粛で一定期間は連続滞在していた時期があったが、ここ最近はまた元のスケジュール感に戻りつつある。

今回、書籍「流山がすごい」を手に取ったことで、流山が発信する情報や人口や世帯数などにあらためて触れる機会となった。
人口の年齢構成なども掘り下げていくと、地域全体はもちろん、自分ごと家族のこととしても大きな課題や対策の糸口が見えてくるだろう。

年明けも国内国外と行脚は続く予定だが、これまでよりももっともっと地元のことを意識しつつ他の地域と向き合うと、別の視点が見えてくることも確信した。

今更×100  だけど…

そして、noteを書くことで思考の整理ができるということも体感した。

最後に…
この大きな背中押しをしていただいた 「Locally Driven Labs(LDL)」の木下斉所長に心より感謝申し上げます。

木下 斉 さんのnoteはこちら↓


2022年12月25日  クリスマス
市民と父親としての自覚に大きく欠ける五十歳 拝


#流山 #流山がすごい




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