見出し画像

笑顔の素敵な人※13※

笑顔の素敵な人。そんな人の周りはいつも、キラキラ輝いていて、その人がニコニコしているだけで場の空気は和む。私にとっては、いちばん身近な所に居る母親がそんな人だ。

今日は仕事だった。

仕事上常にマスクやフェイスシールドをしている私は、ある患者さんが退院する為、病院の外までお見送りに行く係りを担った。タクシーが到着する寸前だった、ご家族が私にこんな言葉を放った。

‘’笑顔が素敵ですね。あなたはとても感じがいい。いいことですよ☻‘’と。

嬉しかった。あぁやっぱり私は、母親の子供なのだと想った。

然しながら、驚くのは、

✾マスクをしているのに、‘’笑顔が素敵‘’と言われたこと。✾笑顔が苦手だと想ってた自分に、そのような言葉をかけてくれたこと。

満面の笑みは、未だに私の苦手分野だ。

そんな私のどこをみて、その人は‘’笑顔が素敵‘’と想ったんだろう?

私は働く上で、常に意識している事がある。

それが、

‘’心で寄り添う‘’こと。 


画像1

私はキラキラしている、そんなタイプではないけれど、常に患者さんの心に寄り添う事を心がけている。どちらかとゆうと目立たない、大人しいと思われてしまうタイプだ。でも、どんなにバタバタしていても、心に寄り添える人で在りたいと想う。それは、きっとどんな患者さんにも伝わると、そう想うから。

そんな私でも、✾笑顔✾とゆう、

苦手分野にスポットライトを浴びせてくれるような、そんな言葉をかけられると、嬉しいし恥ずかしいし。コーヒーにミルクと砂糖をいれ混ぜ合わせたような、マーブルな心地だ。

画像2

‘’心に寄り添う‘’を常に意識し働く私にとっては、大きな大きな表彰状を頂けたような気持ちになった。

そして、私の母親。

母は、誰に対してもニコニコ笑顔で接する。母と話すだけで、皆‘’元気を貰える‘’と口を揃える。私もそんな、いつも太陽のようなパワーをくれる母は、1番に尊敬している存在で。きっといつまでも、そのキラキラさには敵わない。いつも、そして今も私は母親のそんな背中を眺め、日々教わり、学ぶ事ばかりだ。

敵わないと分かっていても

それでも、やっぱり想う。

母親のような人になりたい、と。

画像3

だから、私は今日も、

人生の学び舎の途中にいる。

そんな尊敬する母親の背中を眺め、何を感じ、吸収し、自分をプラスの方へと歩かせていけるのか。

✾✾✾いろんな人の言葉で、支え支えられ、私達は生きている。✾✾✾

そんな事を想えた、出来事だった。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?