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<よなよなーと7> 名前のない時間/タイミングとか…

バイソンジャーナル 「よなよなーと」とは、ダンサー・振付家のならさきゆきのがバイソン(神戸にある廃屋建築集団が運営するカルチャー村)に滞在中、日々過ごす中で、感じるよしなきことを、よなよな、ぼーっとふわっと綴る滞在日記。アートやダンス、ライフについて考える。


20240317

今日はホワイトスペースな一日。
その言葉、今日知った。
(何をやるとか決めずに、なんにもしてないような時間=ホワイトスペース)
何をするかを何も決めずに1日を始めた。

そしたら、今日の半分は何もしない時間であった。
8時に起きたものの、12時過ぎまで、うとうとしながら布団の中にいた。
名前をつけるとしたら、いわゆる「ダラダラ時間」である。
名前をつけてしまったら、なんだか、よくない時間のようだ。
自己嫌悪になりそうになりながらも、ダラダラ時間に身を任せた。

外はすごい雨だ。
だが、少し奮起し、外に出る。
傘がない。村人を探すが、いない。
意外と、それぞれの生活はバラバラなので、村人にあまり会えない。。。
。。。と思いながら、まぁまぁの雨のなか、スカーフで濡れないようにして、でもかなりの雨なのでずぶ濡れなること覚悟で、歩き始める。
そしたら、目の前からアーティストののRuiさんが、歩いてきはって、おひさしぶりに出会う。
あぁ。タイミング良すぎ。こういう時のありがたさって、すごい膨大。
傘を貸してくださり、出かける。

何をするも決めず、帰りに、ふらっと、ダイソーへ。
自然の中とか、ダイソーとか、そういう場所って、かんなりのクリエイティブスペースで、大なり小なり色々やりたいことが思いつく空間である。
実は、ダイソーに二軒行った。
一軒目では、何も買わず。
二軒目では、明日、友達の誕生日に、パンケーキをつくろう、と思い、その材料を購入。
パンケーキでアペロをしようと思う。
バイソンの村人ともそんなことをしたいなぁとずっと思いつつも、大勢でそういうことする勇気がまだない現実である。
根っこが、人みしりなのです。。。
バイソン帰ってきて、里芋と舞茸の炒め物をつくりながら、北極メンバーとしゃべる。
何気ないおしゃべりの中に、いろんなインフォーメーション。
発見の時間。
そして、一つ「今度あれやろう」の予定が決まった。
そういうふうにして、色々できていく。
ホワイトスペースあってよかった。

今日は、なんにも名前がない時間で終わったが、なんか、色々、心が進んだ日であったように思う。

毎日おめでとうや。なんか疲れてる。
明日からもふわっとがんばろ。


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〈 バイソンについて 〉
神戸にある廃屋建築集団、西村組が改修した空き家群です。現在の私の住まいでもあります。ギャラリー、地下ギャラリー、アトリエ兼住宅、コワーキングオフィス、シェアハウス、共同茶室などの棟が連なっています。
この場所で、作品ができていく(かもしれない)ことに、ワクワクしています。この空間でパフォーマンスをすることもあります。
アーティスト、建築家、デザイナー、様々な方が集まる面白い場所なので、ぜひ情報チェックを!

廃屋グループ、西村組のインスタグラム:https://www.instagram.com/haioku_group/

バイソンに関連する記事:
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/5d2b86eed90642446d15b577bc37a4f25de797ce
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/haioku-artist-in-residency-photoreport-202311

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