喪失感

阪神一筋35年!
と高校生のときに友達と言いまくっていました。
中高生の頃はほんと、野球中継だけが楽しみ、みたいな感じで。
トラキチですね、いわゆる。
当時は星野監督、岡田監督辺りで。
選手とコーチの背番号と名前(漢字)を全部覚えていて、ヒマな授業のときには00から全て書き出したり、今日の先発メンバーを自分で予想したり、ほんとだいすきでした。
今は少し離れてしまったけど、今でもだいすきです。

ちょうど世代が入れ替わったころ、桧山選手の24番の後継者が現れました。
横田慎太郎選手。
24は桧山の!!!
と思っていた僕をアッサリ横田の24に変えた人です。
プレースタイルとかはそこまで覚えてないけど、好感のもてるいい選手だな、と思っていました。
ところが、脳腫瘍で入院…。
ちょうどその頃岩田選手も1型糖尿病だということで、「野球選手もいろいろあるなぁ」と思っておりました。
でも、横田はきっと戻ってくる!
岩田は元気で投げ続ける!
そう漠然と信じていました。
そんな横田選手が、一昨日亡くなったそうです。
久しぶりに膝から崩れ落ちる感覚でした。
再発したり、いろいろとあったようです。
でも、僕にはあの笑顔しか浮かばない。

生きたかっただろうな
もっと野球したかったよな

寿命授与制度があったら、僕のあげるから、って思う人がたくさんいる。
もらってくれ、って人。

横田ショックからまだ立ち直れてないです。
どうぞ安らかに。
それしか浮かびません。

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