自民党総裁選2024。新総裁は石破茂元幹事長に。12年前の対決再び!
石破総理誕生
結論から申し上げます。決選投票の末に石破氏が高市氏を破り新総裁に就任しました。五度目の総裁選で勝利した石破氏はついに悲願達成です。
おめでとうございます!
個人的な感想と致しましては、何度も総裁選に挑み続けた石破茂元幹事長は安倍1強時代でも対抗馬として出馬頂いたこと。例え派閥から数多くの人間が抜けたとしても最後まで諦めずに出馬し続けたことは、感謝しかありません。
今回の総裁選では石破茂元幹事長と高市経済安保担当大臣の決選投票となりましたが、接戦の末に石破茂候補が勝利し新総裁に就任いたします。
今回は石破茂新総裁と解散の行方について考えていきたいと思います。
総裁選の決選投票 左議員票、右都道府県連票
石破茂:189、26=215
高市早苗:173、21=194
初回投票を完全にひっくり返す結果がまさしく衝撃的な印象でした。さてここからは石破総裁について語りたいと思います。
石破茂総裁と野田元総理
私は石破総裁本人のプロフィールよりも、むしろ重点に置くべきなのは野田元総理と石破総裁の両者が党内で不人気だったことです。
野田元総理は民主系の戦犯であり、石破総裁は安倍政権という最長政権の非主流派です。つまり党内では不人気だったのです。しかし野田元総理は党内の保守派と小沢G、石破総裁は石破Gと同郷の議員に支えられ、決選投票では石破茂総裁が勝利しました。
つまり両者とも12年前の幹部であり、互いに不人気な経緯からトップへと再び上り詰めた人間だったのです。
また高市経済安保大臣と枝野前代表もそれぞれ次点で敗れましたが、実は党内での政策の主張はマジョリティなのです。
そう考えてみると、自民党総裁選も立憲代表選も共通点が多いかもしれませんね。
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