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北海道3区 予測不能!?不可思議な自民vs立憲 #3【選挙解説】


①北海道3区のエリア

札幌市白石区(北東白石連合町内会管内を除く)
豊平区・清田区 
衆院北海道第3選挙区は同じく札幌の選挙区です。
まじで北海道って札幌多くね?と思う方ももうすでに多いと思いますが、北海道の衆議院区割りを見てみるとわかる通り、札幌に人口は集中していることも伺えます。

②親子の立憲vs国政復帰の自民

北海道3区は荒井家と自民の選挙区です。ちょうど、一昨年の衆議院選挙を見てみると荒井家のご子息(立憲)と自民の高木氏(3期)はわずか約4,400票と僅差でした。
もちろん維新の会の候補も出馬していて、どちらかに票が割れていったのですが、それでもなお荒井議員と高木議員の戦いが北海道3区のみどころです。

③候補者紹介(予想される顔ぶれ)

ここで候補者を紹介いたします。
なお選挙制度において公平性を記すために現職・新人・名前と年齢、所属政党を記します。

自民【現職】 高木 宏寿候補(63歳)
立憲【現職】 荒井 優候補(48歳)
維新の会【新人】鳥越良孝候補(66歳)
今の所確認できたのはこのお三方ですが、今後も増える可能性もありますので十分動向を注視して参ります。

④不可思議な解散風

今回の注目は解散風です。現在、日米韓の3首脳がキャンプデービットにて首脳会談を行いました。このことは岸田政権における外交の成果としても残され、広島サミットに次ぐインパクトを今秋でどれだけ残せるかが自民党に有利に働くでしょう。当選3回の高木議員の当選に有利に働くでしょう。一方で立憲の荒井氏は当選1回で前回比例復活の衆議院議員ですが、確実にリベラル層の票を獲得するか否かは注目です。特に日本共産党と連合の関係が悪化し、泉代表が野党同士の候補者調整を進めるも共闘が実施されるかは今の部分、分かりません。
もし今回も自民vs立憲の構図ができれば再び荒井家の奪還も見えると思います。
維新の会の鳥越候補は前回の12区からの国替で選挙戦に臨みます。
前回、維新候補は約3万票で二桁台の自民・立憲から票を奪えるか否かは注目です。

⑤処理水の放出

原発事故の処理水放出はIAEAのお墨付きでも、いつ放出するかにもよるでしょう。
岸田総理は20日に福島訪問すると発表し、地元民の理解を促しつつ放出開始することが見込まれるかと思います。ただリベラル層の野党からの反発は免れず、特に中国政府からの反発は必須ですので、そういった反応が無党派にどのような影響を与えるのか?
注目です。北海道3区、引き続き注目していきたいと思います。



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