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宮城2区、本当にどうなる? 17年ぶり復帰の立憲現職vs自民前復興大臣 #11【選挙解説】


①宮城2区のエリア

仙台市

  • 宮城野区

  • 若林区

  • 泉区

②辞職した前復興大臣の選挙区

宮城2区は岸田内閣の前復興大臣、秋葉賢也衆議院議員の選挙区でした。しかし一昨年の衆院選挙で約17年ぶりの国政復帰を果たした当選3回の鎌田さゆり衆院議員に敗れ、秋葉氏は比例復活の結果となりました。
かつて秋葉氏が逮捕された当時に民主党の鎌田氏に代わって補欠選挙に自民党として出馬し、当選を果たし現在7期の衆院議員です。
そして昨年、秋葉氏が復興大臣として入閣し、大臣4名が辞任する結果となり4名の公認発表はなかなか調整に時間がかかったとも見えます。
統一教会問題や10増10減が絡み、次回の衆院選挙でどうなるか分かりませんが注目です。

③候補者紹介(予想される顔ぶれ)

ここで候補者を紹介いたします。
なお選挙制度において公平性を記すために現職・新人・名前と年齢、所属政党を記します。
立憲【現職】 鎌田 さゆり候補(58歳)[3期]
自民【現職】 秋葉 賢也候補(61歳)[7期]
今の所確認できたのはこの二方ですが、今後も増える可能性もありますので十分動向を注視して参ります。

④前復興大臣の反撃と鎌田氏の防衛戦

鎌田氏は立憲民主党の候補として次回戦い、現在野党候補1本化を求める小沢氏とともに賛同し、共産党も候補者を擁立しないと思います。
しかし前々回の選挙では秋葉氏が1,316票差で鎌田氏を破り、一昨年は鎌田氏が秋葉氏をわずか571票差で破るといった接戦なのです。
ただし秋葉氏の方が閣僚辞任のダメージがあるため、それがどの程度影響があるかは分かりません。ただ鎌田氏の場合は維新の会が候補者を擁立すれば、野党票が分散され秋葉氏にも有利になる可能性があります。
いずれにせよ注目の選挙です。

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