急な供給で同人バーサーカーになった話②

前回の記事を見てくださった方、ありがとうございます!

予想以上に見て頂けて震えてます……。noteって、リンク埋め込んだら通知が行くんですね。軽率に『これ見たよ!』ってやったら認知して頂いて有難いやら申し訳ないやら……でも嬉しくてとっても原稿にブーストかかりました!

さて、前回の続きです。前回結構書いちゃったな……って思ったけど読み返したらそうでもなかったのでガンガン書きたいと思います。

本にするにあたってやったこと

・原稿の作成(webに載せるもの・書き下ろし)原稿の調整

・表紙の作成

・印刷所さんの決定、入稿

だいたいこんな感じです。おおざっぱですが。

1.原稿の作成・調整 

原稿の作成は、12月の初旬くらいまでPixivにも上げる用の原稿を、それ以降(12月中旬~1月中)に書き下ろし原稿を書いてました。

結果、再録となったお話は4編4万6千字、書き下ろしは2編2万5千字くらいになりました。6万字くらいにするつもりだったのになんか増えてた。字書きあるあるですよね、ね!?

原稿の調整に関して、私は『カバー付き分厚小説文庫本にしたい』という欲だけで字を書いていたので、もちろんA6文庫で原稿を調整しました。

使用したソフトはWord、テンプレートを栄光さんにお借りしてつくりました。栄光さんは神!!!

以下覚え書きです。

このテンプレート、ノンブルの位置まで選べるのが本当に神だと思います。私は手元にあった同人小説を元にノンブル上にしました。ノンブルの隣に章タイトル(私の場合は短編のタイトル)を入れることを考えると、下でも良かったかなぁとも思います。

私のやり方

Wordを開き、章の始めにタイトルを入れる→タイトルをぶわぁって選択してから見出し1(右上のやつ)を選択。

スクリーンショット (17)

この時、右クリックして『選択個所と一致するように見出し1を更新する』を選択すると、そのあと字体とかサイズを変えなくていいから楽。

『ヘッダー』→『ヘッダーの編集(E)』、『クイックパーツ』(ページ レイアウトの下)→『フィールド(F)』→『Style Ref』→見出し1→OK!

で、ノンブルの横に章タイトルが表示されます!やったね!!

ちなみに私は手元の同人誌が、奇数ページにだけ章タイトルだったので真似しました。

もともと横書きで書いてたので、こんな感じで体裁を整えつつ推敲もしてました。だいたい12月中旬ごろから、毎日書き下ろし原稿は進めつつ、マジで何も湧いてこなくなったら推敲+調整

いい息抜きになるし、『過去の自分、サイコーじゃん……?』ってなるから自己肯定感も爆上がりします。おすすめ。

2.表紙の作成

表紙はページが決まってから作れ

いきなりすいません。でもこれが今回一番の敗因(?)でした。

……実を言うと、本文がですね『120ページくらいやろ』と高をくくってたら、190ページになりました(馬鹿なの?)

ちょっと理由があって、1月の半ばには表紙をほぼ完成させてたんです。書き下ろし原稿半分くらい終わってなかったのにね。

先に作った表紙は15.4×22.37(表表紙と裏表紙をくっつけて入稿するタイプ)。そして、出来上がったページ数を使った見積もりで表示された表紙は、15.4×22.38。

いや、本当にやらかした

結果的には、0.1ミリの違いは断ち切りになっちゃうから別段問題にはなりませんでした。でも私の心はめちゃくちゃ追い詰められてしまったので、皆さんは本文書いてから表紙をつくってください。ほんとに。

限界同人キメてる友達見て、表紙作っとけば、ギリギリまで本文書ける! とか学んだ気になってた自分ぶん殴ってやりたいです。

3.印刷所さんの決定、入稿

超小部数で出したかったため、普段からお世話になっているちょ古っ都製本工房さんに決定しました。

ちょこっとさんでは原稿は全てPDFでの入稿となるため、word原稿・png原稿を変換していきます。

Word原稿は、保存時に形式を変えるだけでいいんですが、png原稿はそうもいかないのでオンライン上で変換できるもの使用させて頂くか、gimp2を使ってます。

オンライン上で変換するとき、サイズが変わってしまうことがあります。どうやら解像度がファイル形式の変更時に変わってしまうのが原因らしく、前に一度表紙書き直しになってしまったことがあるので、皆さんお気を付けください……!

そうして本文6編、各話扉、中表紙、目次、奥付(あとがき)をつくっていき、最後にpdf結合をオンライン上で行って終了!です!!

今回は本編にそれぞれ扉をつけたため、ページ割がちょっと複雑になりずれてしまうことがありました。

最終チェックに、結合したpdfファイルをSide Booksで確認して、なんとか難を逃れましたのでおすすめさせていただきます!

こちら、iPadなどからpdfファイルを本の見開き形式で閲覧できるため、とってもわかりやすいです!

ノンブルの間違いがないか、誤脱がないか……などを確認して、いざ入稿!

ちょこっとさんはアップローダーを使って入稿ができるため、数ぽちぽちで簡単に入稿が完了しました。

脱稿だ~~~~~~~!!!!!!!

と、現在喜びに震えています。やったぁ!!

かなり先に納期を設定したので、本が届くのはまだ先です。その間、カバー原稿とか他の本をつくりながらゆっくり待とうと思います。

本が届いたら、また続きを書かせて頂くかと思います!ここまで読んで頂きありがとうございました!

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