おかえりこさかな


本日4月4日の12時に公開された日向坂46の7thシングル「僕なんか」を聴きました。
(3月31日の東京ドームライブ2日目で披露されていましたが、僕は1日目だけ配信で見ていたため、まだ聴いたことがありませんでした)

先日復帰したばかりの小坂菜緒さんがセンターという重役を務めるため心配な気持ちがあったのですが、曲にも歌詞にもダンスにもMVにも優しさが込められていました。

センターは目立つためにやることが増えるようなイメージを持っていました。しかし、MVの構成もダンスも、他の人が動くことでセンターが引き立ってくるような演出。センターも輝きつつ、他のメンバーも見せ場ができる。そこに感じられるのは格差ではなく絆。強い団結力がある日向坂46らしいMVだと感じました。

部屋の中にいた小坂菜緒さんをずっと眺めていた画面の中の世界へと他のメンバーが連れ出すようなストーリーも現実とリンクして胸を打ちます。

「僕なんか」というネガティブなタイトルと、それでももがいている歌詞の内容が謙虚な彼女達の姿に重なります。特に、昨日放送された冠番組「日向坂で会いましょう」の中でのコメントもまさにそれそのものでした。

日向坂46のシングルとしては珍しいしっとりとした曲調。
ハッピーオーラ溢れるかわいらしい曲や力強い応援ソングが今まで武器となっていましたが、表現力が磨かれた今、こういった複雑な感情を描いた曲も合っているなと感じました。
「秋元康、今年はこの路線でレコ大を狙いに来たか」と思いました。
MVの後半では笑顔の場面もあり、彼女達の魅力が存分に発揮されています。

発売はおよそ1ヶ月後、5月11日。
お財布と妻と相談する期間がやって参りました。

いただいたサポートは旅行代にしたり、カレー代にしたり、自由に、かつ、大切に使わせていただきます! コメントやTwitter等でのシェアもよろしくお願いします!