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エルデンリングを破壊した男の真実

どうも、エルデンリングを破壊しました褪せんちゅです。

なんだかんだクリアできましたエルデンリング。

プレイ時間は約70時間ちょっと、終盤は正直駆け抜けた+まだまだクリアしていないサブダンジョンもあるので実際は100時間くらいいくんじゃないでしょうか。

では感想戦。


◆オープンワールドとして

様々なロケーションがあり、風景も綺麗で旅はとても楽しかったです。
トレントの移動が快適なので特にストレスもなく走り回れました。

ただ聖別雪原~はかーなーりーダメだと思います。ストレスを与えることしか考えてないマップすぎる…
個人的に巨人の山嶺のロケーションは果てまで来た感があってとてもよかったです。


◆マップの難易度

難しい!!ボスも強けりゃ雑魚も強い。特に王都ローデイルクリア辺りから敵の強さが跳ね上がる。
特に聖別雪原、モーグウィン王朝、オルディナ、ミケラの聖樹、エブレフェールが難しすぎる…
特にミケラの聖樹はもうなんか半分キレてました。あのマップ考えた人おかしいよ…

●聖別雪原…マップ構成がひどすぎる…視界不良のフィールドに超火力モブを配置したら難しいに決まってるだろ。けどまぁ、駆け抜けるだけなら雑魚はスルー出来るのでそこまで。

ただ最後の歩く鐘楼がひどすぎる。あいつがいなかったらまだ印象は良かったと思う。

●モーグウィン王朝…犬+鴉+おっきい犬+侵入赤霊がひどすぎる…トレント強制的に降ろされる…ただその高難度マップは本来いくべき方向とは逆方向なので逆にきっちり分けられていてそんな印象悪くないマップ。

●オルディナ…うんち!!!や、冗談です。冗談じゃないです。ボケナスマップその1。
小さい町くらいのマップで姿の見えない黒き刃と、屋根の上のしろがね人が超火力で殺しに来る。

全処理しようとしても普通に敵が強すぎる。ちまちまちまちま進めないといけない。組み合わせると凶悪すぎるこの二体。滅びてしまえしろがね人。

●ミケラの聖樹…個人的には最難関マップ。上記オルディナを超えた先に現れる更なる高難度ダンジョン。

狭い足場(世界樹の枝を乗り継いでいく。に超火力遠距離攻撃がばんばん飛んでくる。どこに降りたらいいかわからない。相次ぐ落下死。

俺は魔法カット盾とタリスマンガン積みしてひたすら駆け抜けた。探索?ほとんどしてないよ、死ぬもん。後半マップとボスはそんな強くなかったのが救い。

●エブレフェール…本編最後のダンジョン。
とにかく強いモブが多い。けど個人的にはダンジョンの構成や、雑魚の配置等は割と有情で攻略甲斐がありました。しっかり盾構えて細かく進めていけた印象です。ただボスがね…

●ファルムアズラ…オマケ。ボスがうんち!!!!!!!!!!!!!神肌のふたり(だいたいよにん、なんて出していいボスじゃない。強すぎる。失地騎士も強すぎる。竜のツリーガードも強すぎる。マリケスはめちゃくちゃ良いボスでした。

といった感じです。
個人的に攻略のバランスが良かったのは火山館。探索と敵のバランスが良かったです。ボスもストームルーラー枠で楽しかった。NPCも魅力的。溶岩も過去作ほど凶悪ではなく、配置されている敵もそこまでえげつなくなかったですね。

◆ボスについて

どいつもこいつもつえーよぉ…最後らへんはもう一人の僕!に頼りっぱなりでした。後半の印象に残ったボスを何体か、うんちか良いボスかも書いておきます。(個人的に

●火の巨人…うんち。でかすぎ。HP多すぎ。動きすぎ。後半はつまらなすぎ。なんか外なる神を内に封じ込められて、一生マリカに囚われていたっぽいかわいそうといえばかわいそう。ただうんちですね。

●ドラゴン系全般…うんち。ふつうにおもしろくない。一番作業感の強いやつら。プラキドサクスは色々工夫のし甲斐があって楽しかった。

●ラダーン…良ボス。NPCと皆で協力して戦えたのが新鮮で面白かった。これでも弱体化しているらしい(ゲーム的にも。かっこいいしね。

●神肌のふたり…最うんち!!ぼけなす!!!!強すぎて剥げそうになった。意味が分からない。単体がそこまで強くなかった四人の公王と一緒にするんじゃない…!ちなみに英雄のガーゴイルも大概でしたけど、あれは前衛後衛に分かれているのと、HP半分切ってからなので個人的にはそこまでだった。

●マリケス…良ボス。デザインもかっこいい。動きも早そうに見えてメリハリがある。絡め手もなく純粋な殴り合いで非常に良いボスでした。

●血の君主モーグ様…良ボス。ディレイはえげつないけど、正面から殴り合える良いボス。形態変化もまさに奥の手って感じでかっこいい。ニーヒル!!ニーヒル!!!ニーヒル!!!!

しかもそれも対抗策がちゃんとあるという。デザインも魔王っぽくてほんとかっこいい。ミケラにメロメロにされてるけど…

●ゴッドフレイ、ホーラルー…良ボス。こいつも正面から殴り合ってくれる。理不尽な範囲もなく、予兆もあり、大振りと発生の早い攻撃を織り交ぜてくる前半戦。
ダイナミックな攻撃で今までのソウルシリーズでは中々なかったバトルが楽しめる後半戦。
どちらもメリハリがあってやればやるほど慣れてくるのが実感できる良いボスでした。

●ラダゴン…良ボス。こいつもそうだよ!!!正面から殴り合ってくれるボスだよ!!!近・中と前隙のない攻撃が揃っていて、しっかりターンで殴り合える+差し込みもある程度できたのが良かったです。戦闘BGMが最高。

●エルデの獣…ふつう。印象にないけどラスボスなので一応。なんか話によるとこいつ、昔はトレントに乗れなかったらしいですね!!それはうんちだと思う。マラソンさせられていたと思うと…

●マレニア(第一形態…良ボス。まさかのリゲイン持ち。すさまじい攻撃力とリゲインによる回復で理不尽極まりないと思ったら、強靭がペラペラなのでしっかり避けてガンガン攻めるといったことが要求されるボス。
ただ水鳥乱舞?とかいう必殺技が強すぎる。避け方結局わからないまま倒してしまった。

●マレニア(第二形態…どっちも。第一形態に加え、エオニアの力を解放した姿。とにかく火力がヤバい。あと自キャラは遠距離攻撃を持ってなかったのでダイブがかなりしんどかったです。
分身突進斬りもとにかく強い。苛烈。第一形態でこちとら集中力が切れてるというのに!!半分良ボス半分うんち

といった感じですね。
他にもアステールやら色々おりましたが、特にやってて印象に残ったボスがこれくらい。
ちなみに個人的にはツリーガードが一番嫌いです。ファルムアズラ前の奴ほんときらい。


◆キャラクターについて

ほんとに皆良かったです。前回から結末を迎えたものからそうでないものまで。

女の子が皆かわいすぎる…ラニ、メリナちゃん以外の神は別項。

●ラニ…最後までヒロインでした。選んだエンドもラニエンド。
やってることをよくよく考えると割とめちゃくちゃなんですけど、プレイヤーに好意的なのと、自ら行動をしているので印象は良かった。エンディングについてはまた別項にて。
お婿さんブレード使う為に知力に振り直すのはアリだ。

●メリナちゃん…もっとお話をして、もっと触れ合いたかった。
クリア後に色々な人の考察を見ていると、過去の褪せ人と指巫女の関係が深くなりすぎてどちらかを犠牲にして進むということができなくなったから、メリナちゃんは最後まで距離を置いていたって見て…涙が…

巨人の山嶺で「もうすこしだね…」って柔らかい口調になったり、その身を焼いた時に名残惜しそうに褪せ人に触れようとしたり、本当はもっと寂しがりで感情豊かでお喋りが好きな女の子だったのかな…

●ラーヤちゃん…まさかのへびんちゅ!ゾラーヤス。
最後までめっちゃかわいい子でした…何とか生存エンドでした。
これからは自分の為に生きるんだよ…いつでも褪せ人はラーヤちゃんの味方だよ…ラーヤちゃんの旅路に祝福が降り注ぎますように。

●セレン師匠…マイアプレンティス…目的の為に魔術師を虐殺した顔も、弟子を可愛がるのその姿も全部本心なんだろうなというある意味裏表の全くない人。善悪で行動していない人。感情表現がドストレート。
弟子が王になったら宮廷魔術師として忠誠を、王にならずとも師の下へいつでも帰ってこい愛弟子と言ってくれる。その結末は…まぁ、そうなるわな…禁忌ってそういうことだよね…

魔術師球になっても残った感情が弟子への想いってのがほんとにこの師匠は…


◆エンディングについて

星の世紀エンド…ラダゴンを下し、エルデの獣を滅ぼした褪せ人が選んだ道は…エルデンリングの修復ではなく、ラニと共に新たな世界を創造するエンドでした。

ラニは黄金律を否定していました。ラニの目的は人と、世界と、律を切り離すこと。神や、ともすれば大いなる意志にすら触れられない隔絶した場所へ律を持っていくこと。夜の律。

黄金律のような生と死が回帰する永劫ではなく、昼と夜が繰り返されるように、生と死が回る世界、なのかな?
暗い夜の道っていうのは文字通りの夜の世界ってわけではなく、死さえ否定する輝ける黄金の世界ではないという意味なのかな?と捉えました。

その後の世界でラニと褪せ人がどこまでその律を維持し続けることができるのかは不明ですが、不完全性を許容した、争いも不義もある、だけど手を取り合い愛し合うことのできる世界になればいいですね。


◆わからなかった点

と、ここからはクリアしてわけわからなかった部分を整理しながら書こうと思います。

●マリカとラダゴン
…黄金樹の内部へと侵入した時、マリカはルーンの弧に囚われていました。
あれはおそらくマリカが楔となって黄金律を維持していたということなんだと思いますが、褪せ人が対峙した際、弧が砕けマリカの楔は解放されました。

地に伏せたマリカは、突き立つ槌を杖代わりに…立ち上がった時、その姿はラダゴンとなっていました。

?????????????????????????????なんで??

どうやらマリカとラダゴンは同一人物だったようです。なんだよそれ!!!!

どうやらDと同じく、二つの肉体、二つの意志、一つの魂はマリカとラダゴンにも当てはまっていたようで、夫婦と称されていたのは実質一人の人物だったようです。

朽ちたラダゴンの身体の内部に浮かぶのはエルデンリング…黄金律の大ルーン。

つまり黄金律を否定したマリカと、黄金律を敷いていたラダゴン、背反する二つの精神が宿っていたようです。????????????????????

となるとマリカは二本指(大いなる意志に選ばれた神です。それは黄金樹ひいては律を維持するのに必要な楔、薪。だがマリカは黄金律を否定した為、黄金律を肯定するラダゴンという意志を大いなる意志に植え付けられたのではないかと思いました。
ただし、黄金律を維持するためには巫女であり神であるマリカでなくてはならず、だからマリカはルーンの弧に磔にされていたのかな?ラダゴンは黄金律を護る守護者という立ち位置?なのかな?

●エルデの獣
…ラダゴンを下した褪せ人の前に姿を現した真のラスボス。色々とアイテムの説明欄を読んでいると、こいつが黄金樹の化身だそうです。
それも大いなる意志に遣わされた「獣」と呼ばれる存在。どうやらアステールや降る星の獣と同じような存在らしいです。

どうやら大いなる意志は二本指の外にも獣を遣わして色々と暗躍していたようです。
それにしてもなんで大いなる意志はこんなにも黄金律に拘るんでしょうね。

エルデの獣の戦闘フィールドで後ろに黄金樹らしきものがたくさん映っていたのが気になりました。
狭間の地の外、世界中にも黄金樹のようなものがあって、各地に黄金律を敷くことで星のそのものを黄金律の世界にしてから降臨とかするつもりだったのかな?そこらへんは全然わかりませんでしたが…まぁ、大いなる意志がすべての元凶ってことだな!!完全に上位者ですよね…

●マレニア
…こいつさぁ、となるキャラ筆頭。なんかすげー高潔な武人ってイメージだったのにどんどんと印象が悪くなっていった。
まぁ、おそらくラダーンとの戦いで腐敗を解放。そこで決定的にズレが生じてしまったのか、意志が肉体から離れてしまいました(と自分は解釈しました。
その意志が腐敗の肉体を得て回帰した存在がミリセント。つまりミリセントが本来のマレニアの性格に近くて、本編に出てきたマレニアは肉体と魂と欠けた意志だけのほぼ抜け殻状態だったんで…すかね?

マレニアがエブレフェールからケイリッドへと南下進軍したのはモーグに囚われたミケラを取り返すため、っていうのがDLC前の有力な説だったんですかね?
ここら辺はDLCで触れられるのかな?
ラダーンがあまりに強くて目的遂行できなくなるから苦渋の選択でエオニアを解放した、まではわかる。その後、結局自爆テロ起こしてエブレフェールまで逃げ帰ってるのはなんでやねん。
そんでもってエブレフェールでの褪せ人との戦いでまた腐敗解放してるのはもっとなんでやねん。敵の領土のケイリッドならまだしも、そこ自領やろがい。

どうやらマレニアは腐敗を司る神というわけではなく、腐敗の神は外なる神だそうです、またお前らか。
リエーニエの地下に広がる腐れ湖は、マレニアがなんかしたとかではなく、宇宙から飛来した腐敗の神が封印されているからあんなことになってたとか、らしい。

なのでマレニアはラダゴンから生まれ落ちた際、その腐敗の神の力の影響を受けた…?とかそんな感じなのかな。

祈祷朱きエオニアを読む限り、マレニアは腐敗の神の復活の器みたいなものだったんですかね。
どうやらエオニアの朱い花が三度咲く時、腐敗の女神が再誕していたようです。

一度目はラダーン。二度目はエブレフェールでの戦い。マレニアの同一存在(に近いミリセントが咲いていれば復活していた可能性はあるんですかね?

マレニア第二形態が「腐敗の女神」という名前でしたけど、まだマレニアとしての自我は残ってるようでした。あれが三度咲いた後の腐敗の女神そのもので、あの時点ではまだ完全体ではなかったのかな?どちらにせよそんなポンポン咲くなばか。隣の部屋にも花が咲いてたの知ってるぞばかあほ。

●死王子ゴッドウィンの謎
…や、ゴッドウィンどころかノクローン、ノクステラも全くわからんのですが、とりあえずゴッドウィン周りの話だけ。

ゴッドウィンとラニはデミゴッドの最初の死者。ラニは黄金律から脱却する為に運命の死を迎える必要があった。ただし死のルーンでマジで殺されると完全に消滅してしまうので、ラニは肉体の死を迎え魂と意志のみに、ゴッドウィンは魂の死を押し付けられ肉体と意志のみの死に切れない死に生きるものとなってしまった。

フィア様は最初からゴッドウィン勢力であり、ゴッドウィンを正しく死なせることが目的でした。
その為には肉体の死というルーンと、魂の死という分かたれたルーンを合わせ、正しい肉体と魂の死を以てゴッドウィンを送り、死衾の力を以てゴッドウィンを再誕させる、というのが死に生きるもの達の目的でした。
フィア様はその力で死王子の修復ルーンを見出します。

黄金律は、運命の死を取り除くことで始まった。ならば新しい律は、死の回帰となるであろう。

この律は…どうなんでしょう?エンディングで選んでないのでわからないのですが、死を忌避するのではなく、死を尊重し正しく送ることができる世界になるのかな?
それともアンデッドたちが蔓延る世界になるのでしょうか。個人的には前者だと思ってるのですが…

ところでゴッドウィンの身体半身が人魚になってた理由はどこかテキストとかで確認できたりしませんかね?

人魚の肉と言えば不死の象徴ですが、エルデンリングの世界において人魚という存在は全く登場しません。
だというのにゴッドウィンの半身が明らかに人魚化しているのは何か意味がありそうなのですが…自分のやってる限りではそれをにおわすようなものは見つけられなかったです。誰か教えてください。

あと、話は変わるのですが、フィア様いいですよね…最後の最後に自らの意志で「光射す帳の恩寵」を託すの…


というわけでエルデンリング、一旦はクリアです。
このままDLCに行くのか、他ゲーをやるのかまだちょっとわかりませんが、とても面白いゲームでした。

最終的には

ブラボ>ダクソ>エルデンリング>sekiro>デモンズ>ダクソ3>ダクソ2

って感じです自分は。


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