灼熱カバディの22巻を読んだよ

 こんにちは、雪乃です。遅ればせながら「灼熱カバディ」の22巻のざっくりした感想を書いていきたいと思います。8月11日には購入していたのですが、感想が書けていなかったので。

 22巻は、丸ごと1冊が英峰と星海の試合。主人公不在の巻ですが作中でトップクラスの実力を誇る2チームの試合ということもあり、読み応えは抜群。

 感想を一言で言うと、「本田さん、出る漫画間違えてません?」です。もう表紙からして、22巻は本田貴一の圧がすごい。22巻を机の上に置いておくと、本田さんにガン見されている気分を味わうことが出来ます。そもそも表紙からして、本田さんだけ世界観違くない?

 22巻は試合中に今まで「出てはいたけど掘り下げはやってこなかった」系のキャラの過去編がバンバン来るのですが、そういうのを挟んでもなお試合のテンポ感は揺るがずスピード感が味わえるのは構成の妙。マンガワンでリアルタイムで読んでいると「お、今日はこのキャラの個別回か~」みたいなノリになるのですが、単行本でまとめて読むと、ひとつひとつのエピソードが試合の流れで自然と湧き出てきた感覚を一層強く味わえるのも面白いです。

 22巻の私的ハイライトはもちろん星海の推しの本田さんでもあるんですが、やっぱり葉沼くんの回かなあ。この回、葉沼くんも良いんですが、何より星海の監督である不破パパがめちゃくちゃ良い指導者であることが分かるのがすごく好きなんですよ。選手をひとりひとり見て、名前で呼んでいるところも好きだし。何気に大人組(というか指導者組?)の中では不破パパが一番好きかもしれません。

 22巻の単行本の描き下ろしは、おまけの4コマと舞台レポート。1週間強くらいの公演期間で怒涛のように開幕し千秋楽を迎えた舞台ですが、こうして原作者視点での振り返りを読むと、観客としても感慨深いものがあります。そうだよね、本当にやったんだよね……。いや4回観に行ったんですが。続編も永遠にお待ち申し上げております。 

 マンガワンではいよいよ能京対英峰の試合にも突入したし、23巻が楽しみです。本日もお付き合いいただきありがとうございました。

 

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