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窓があれば飽きない
「DVDかYouTube見せてないとあきちゃう」
と友達が嘆く。
今の子供たちは車に乗って出かけるのは特別なことじゃないんだ。
そもそもわたしの時代は車にテレビなんてものはないし、渋滞は当たり前。でも、わたしも弟も乗り物が好きだったからか特にブーたれた記憶がない。
飽きるなんてもってのほか。車に乗って出かけるだけで幸せだった。
で、何をしていたかというと、ずっと窓の外を眺めていた。特に何か特別なものがあるわけではないが、ただただ流れゆく景色を見ているだけで楽しかった。
電車に乗れば、さらにスピードが速くいろんなものが秒で消えていく。飛行機に乗れば、モクモクの雲が永遠と続いたり、夕焼けの幻想的な風景、眼下にはミニチュアと化したモノたち・・・と何時間みても飽きない。
乗り物に乗らなくても、窓の外を眺めるのが好きだ。一人カフェをするときは窓があるカフェを選び、窓側に面した席に座る。本を読んで疲れたら、窓の外を足早に通り過ぎる人間ウォッチング。これがなかなか楽しい。
あの人、おしゃれさんだな、あの人疲れてるな~、あの二人はあやしいな~(←余計なお世話)あのワンちゃんかわいい!と勝手に人々をみて楽しむ。
家にいても窓の外の緑を見るのが好きだ。だから、緑が見えるように緑多めの植物を置く。
窓があれば飽きることはない。だから大きい窓があるおうちが好きだ。
最近の家は、外から見ると、窓が小さくて、家の中が暗いんじゃないかと思いきや、新築お披露目パーティーで友人宅にいったところ、いろんな角度から日が入るように設計されていてまったく暗くない。
けれど、窓が小さいと外の景色が見にくいし、日だけじゃなく緑がみたい。
ということで、窓の外に何か動くもの、緑があれば飽きることはない。
YouTubeみるよりよっぽど目にいいのにな~と考える時点で、いい歳になったもんだと思う。
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