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トナラ―されない

トナラ―:ガラガラに空いているのに隣の席に座ってくる人

トナラ―という言葉は知っていても経験をしたことがない。気づいていないだけかもしれないが、隣に座られてなぜ?とは思ったことがない。

その反対はよくある。

バスの後部座席の二人掛けシートの窓際に座っていた時の事。
ほぼ窓際が占領され、次は隣の席が埋まり始める。
が、なかなかわたしの隣を選ぶ人がいない。
とうとう横にいるおじさんとわたしの二人だけが一人で座っている。

そこに30代前後とおぼしき女性が乗ってきた。当然、わたしの隣にくるだろうと、スペースを作ってあげるべく、さらに窓際によって縮こまっていたにも関わらず、躊躇せずにおじさんの隣に座った。

なぜだ?そこは女性の隣のほうがいいだろうに・・・

そして、今日も電車でこのありさま。


おかしい・・・電車の7人掛けのシートのど真ん中にわたし一人。なのに向かい側には5人。しかも、青とベージュのズボンをはいた、女性二人組はあとから乗ってきたにも関わらず、わざわざスペースが狭い方の座席を選んだ。

なぜ?なぜ?なぜ?
見た目が危ない人なのか?匂いが強烈なのか?やばそうな雰囲気をまとっているのか?

いろいろ考えてみたもののまったく思い当たらない。

トナラ―されないほうがいいじゃん!

と友達には言われた。確かに一人で悠々自適に座ったほうがいいに決まっている。が、ここまで避けられると気になる・・・でも、誰も答えを教えてくれない。

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