エンジニアとして副業の収入が上がってきたので理由を考えてみた
最近気づいたことがある。
それは、意外と副業の収入が増えてきていたことだ。
かれこれ2年くらい活動しているが、いつの間にか増えていた。
今回は、なぜ副業の収入が増えてきたのかを振り返ってみようと思う。
どのような副業をしているの?
まずは普段行っている副業の紹介から。
私が行っている副業は4種類あります。
ブログ
Udemy
MENTA
ビッグデータ系のアドバイザリ
DX系のサポートなど
書籍出版
データ分析基盤入門 データ活用を促進する! プラットフォーム&データ品質の考え方
割と売れてる
全て合わせると大卒の初任給以上は毎月売り上げています。
【収入増えたポイント1】ルールづくり
副業を続けていくために作ったルールがあります。
今は家族も協力してくれるし、ルールを作って守ったことは良かったと思います。
副業にかける時間は週7時間まで
それ以外は家族との時間とする
在宅でパソコン一つでできること
自分のタイミングでできること
相手と予定を合わせるといった行為は極小に
副業なので、最低限の労力で副業をおこなっていきます。
現状は週に2時間くらいの労働です。
私の場合、時給換算だと25000円〜という感じでしょうか。
できる限り不労性を上げるようにするところがポイントです。
あとは、家族との時間を邪魔しないことが大事です。
家事も育児も全てこなして余った時間で行う。
そうすると、いつしか家族も協力的になってくれると思います。
コンテンツを作ったら自分自身はあまり何もしない状況、つまり待ちの営業状態を作ることも大切です。
Twitterなどで簡単に周知することはありますが、基本的に売りこみはしません。作って待つ。ただそれだけです。
【収入増えたポイント2】ニッチを狙う
UdemyとMENTAで出品しているサービスや講座はかなりニッチな分野らしく(受講者さんのお話に基づく)、当時は私くらいしかサービス提供していなかったらしいです。
私としてはメジャーだと思っていたのですが、そうではなかったということです。
メジャーどころはレッドオーシャンであることが多いので、ブルーオーシャンなところを探してポジション採りすることはとても大事です。
【収入増えたポイント3】さっさとやる
大きな組織体と違って、個人でやることの良いところは誰にも許可を取る必要がなくすぐに実行に移せることです。
悩んだらさっさとやる。
そのマインドが大事です。
仮に失敗しても知名度がないので誰もあなたを笑う人はいません。
さっさとやる。
それに限ります。
そうすることで、自分自身提供しているサービスの本当の価値がわかってくるものです。
さっさとやって、さっさと失敗して、さっさと改善する
【収入増えたポイント4】経費や原価を極小にするが初期費用はケチらない
副業ではテナントを借りる必要もありません。
月の費用が増えるとそれだけ売り上げを圧迫します。
私の場合は継続的にかかっている費用は
ブログのサーバー料金(700円/月)
くらいです(もちろん電気代とかもあるが。。)。
ただ一方で初期費用として、パソコンと周辺機器の購入を行いました。
元々ガジェット好きだったので結構ここでお金を使ってしまったのですが、
パソコン(60万) M1 Max
(当時)最強のパソコン。これがあれば同時に仕事をなんでもできる(ビルドしながら動画を書き出すなど)。
マイク(4万)
オーディオインターフェース(1万)
上記全て経費精算をしているのであまりお金を使ったという意識はありません。(パソコンは減価償却の最中)
むしろ投資したというイメージに近いです。
動画もサクサク描き出せるし、重くなって作業が止まることは一切ありません。
これから5年くらいは前線で使えそうで、良い買い物をしたと思っています。
【収入増えたポイント5】長く続けるためにレビューを集める
人間やる気がない時もあります。
副業ということもあり途中でも辞めても困らないので、なおさらだらけてしまう時もあります。
そのような時は人からの評価や感謝を摂取し、長く続けることを心がけましょう。
特にレビューはお願いしないと書いてくれる人は多くありません。
積極的にレビューの依頼はしていきましょう。
たまに星1とかついて凹むことはありますが、それは意図した人以外にもリーチしているということ。
商品としての知名度が上がってきている証拠です。
ここで諦めると星1のままです。特に評価数が少ない時は星1がつくだけで一気に評価が下がったりします。
諦めず活動を続けましょう。そうするといつの間にかある一定の評価に落ち着いてきます。
私は5 -> 3.5(1とか2がつき始める) -> 紆余曲折 -> 4.5で落ち着く
みたいな流れでした。
【収入増えたポイント6】本業をガチでやる
副業でちょっと収入が増えてくると本業をおろそかにすることも頭によぎったりします。
しかしそれはダメです。
本業があってこそ副業が生きてきます。
私のおすすめのループは
本業で困る -> 本業で解決する -> 一般化して副業に落とし込む
という流れです。
ネタはいつでも本業からやってくる。
私の場合とある企業のデータ分析基盤の移行とかデータ分析を5年間くらい時間を忘れるくらい熱中したことがありました。
そして気づいたら本が出ていました。
そして気づいたらオンライン講師に
そしてきづいたらアドバイザーに
目の前の仕事を本気でやるといつしか自分に返ってきます。
【収入増えたポイント7】人生のターニングポイントでしっかり腰を据えて考える(私の場合は、上司の退職と子供の存在)
元々はそもそも副業に興味がないというか、存在をあまり認知していませんでした。
むしろ副業って怪しいやつじゃないの?みたいな先入観もありました。
なので、本業一本で会社に尽くすみたいなタイプだったのですが、とある時に上司の退職に立ち会って少し考えが変わりました。
「この世に確かなものなどないんだな〜」みたいな感じです。
当たり前のようですが、一つの仕事に熱中していると案外今のような状況が続くように思ってしまいます。
でも周りの人はしっかりと考えていて、現状を変えようとしている。
この時点で一度転職はしていたのですが、自分もただエンジニアとしてものを作っているだけではなくて、将来のことを考えなきゃいけないのかも?
などと思い始めました。
そして決定打だったのが子供です。
子供には1人3000万円くらい養育費と教育費でかかると言われています。
我が家は2人なので6000万円くらいです。
その値を知った時に、しっかりとマネー計画を立てないといけないなと感じました。お金がかかるのは高校からで1000万の単位でお金がかかることなどです。
余談ですが、ここで結構お金に詳しくなりました。
そこで紆余曲折あり毎日悩んだ末に、UdemyやMENTAで知識を販売するという形態にたどり着きました。
ちなみにベースのお給料を上げることや新たな経験のために転職もさらに一度しました。
物事を2歩くらい離れてみるようになったのもこれくらいの時期(3年前くらい)からです。
仕事の仕方もより組織全体について考えるなどの仕事の方式に変わってきました。
【収入増えたポイント8】挑戦と学びを続ける
常にさまざまなことを学び続けないと新たなコンテンツを生み出せないことがわかりました。
私の場合は農業など全く関係なさそうな分野に手を出したりしていますが、
その流れでラズパイでIoTをやってみたり、データを集めてデータ分析基盤ごっこしてみたり。なんてことも起こります。
気づいたら自分の本職につなげて考えてたりつながりが見えていたりするのです。
そこからブログにつなげたり、Udemyのオンラインコースとして作成してみても面白いですね。
ちなみに、センサー系ってデータ扱いが意外と難しいのでミニマムに自宅で楽しめるのは本業にも生きてきそうです(車のセンサーなどの代わりとして)
【収入増えたポイント9】基本にこだわれ
元々、最新ばかりに興味を持つ人間ではないからかもしれませんが、私自身は基本にこだわっています。
基本がわかっていれば、あとはなんでも潰しが効くかな〜と考えているからです。
何かコンテンツを作る際に、最新の技術である必要はないです。
よほどのことがない限り最新を使う場面なんてありません。
むしろレガシーでプリミティブな部分にこそ価値があったりします。
最新はすぐに廃れますが、ベーシックな部分は長く変わらないので商品としても長く売れ続けるからです。
最新のキラキラなものだけでなくて、本質を勉強してみることが大事だと思います。
結局何か変わったのか?
普段の生活は何もかわっていません。
贅沢もしていないし、副業していなかった時となんら変わりません。
変わったポイントはビジネスのマインドが育ったことでしょうか。
これは売れそう/売れなさそう
こういう仕組みで利益を上げていたのか。。
こういうビジネス形態もあるのか。。
こういうポイントに初心者は困るのか
などなどです。
最近は小料理やのメニューがなんで多いんだろうという問いに自分なりの答えが出ました。
MENTAでサービス提供しているのですが、ユーザの要望や属性によってサービスがどんどん拡充していくんですよね。
小料理屋のメニューも同じなんだと気付かされました(そういえば、昔テレビで店主の人が「お客さんがたべたいっていうから」みたいなこと言ってたことも同時に思い出した)。
また、色々世の中が求めている価値みたいなのがぼんやりとわかり始めたのは副業を始めたおかげだと思います。
MOUの締結だとか、ベンチャーに投資だとかそんなマッチョな話をしないビジネスもあります。
個人で副業始めてみると、ビジネスをするという曖昧な言葉の意味を少しでも理解できるかもしれません。
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