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立夏に風炉を準備する

今年の立夏は5月5日。連休はあと少しで終了というタイミング。この時期の茶室は忙しいのです。昨年の立冬に合わせて開いた炉を片付け、夏の風炉に替えます。
炉から灰をあげて、一先ず容器にまとめておきます。灰は夏になったら洗って干すのですが、それはまだ先の話。
風炉は灰型に押すので、ちょっと大変。まだまだの出来具合…。
炉から風炉に替わると、他の道具も替わります。菓子器は漆器から陶器へ、そして香合、柄杓、炭まで。茶碗は真夏になれば平茶碗ですが、今はまだ季節にあった絵柄にする程度です。

いろいろ準備して、最後に床をどうしようかと思案して、結局、備前焼に卯木を合わせました。何となく初夏っぽいかなと。
いろいろ決まり事を外してるので、お叱りを受けるかもしれませんね。
取り敢えず風炉の準備が終わって、これから風炉の季節を楽しもうと思います。

初夏の床


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