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アバルトへの道 ④

欧州車のパーツやアクセサリーが購入できるFLAT OUTまでの道のりは長い。東京都世田谷区上野毛にある店舗が免許取立てほやほやの目的地だ。
ただでさえ東京の道は狭くて嫌いなのに…
そんな甘えは許されないことはわかっている。如何せん鬼教官が隣にいるからだ。
落ち着けと言われても落ち着いてなどいられない。窓すら自分で閉められない。ガコガコ グオーーーーン!おかしな音と嗅いだことのない臭いが車内に充満する。地味に続く坂道と信号。その度に教官はサイドブレーキを握るのだ。

もう…むり(泣)

東京に入ったところで、鬼教官と運転を変わる。「ふう…疲れた…」とほざいたら鬼教官に「俺のが疲れたわ!!!」と一喝された。そ、そりゃそうですよね、初心者の横なんていつどうなるかわからない緊張感との戦いだ。あたしなら乗らないもの(笑)

FLAT OUTで色々欲しい!のだが、そこはお財布とご相談。目星をつけて後日ネットで購入というのもいいかもしれない。
鬼教官もABARTH595COMPETIZIONEの購入が決まっているので、お互いに納車祝いにキーケースを購入。ゆきねーは革のキーケースとアバルトベアのキーホルダー、鬼教官のくらさんには赤のカーボンキーケース。まあボディカラーが同じロッソアバルトレッドなので、赤になるのは必然。

アバルトベアー ¥2500

満足したところで帰路に着く。帰りも東京を出る寸前のところで交代し、またドキドキタイムの始まりだ。
帰り道はだいぶ運転に慣れてきて、少しづつ「楽しい」かも?と思い始めるくらいにはなった気がする。
坂道発進の練習も何度も繰り返し、ヒルホールドアシスト機能がどういうものなのかも理解できた。
ちなみにヒルホールドアシストは、5%以上の勾配で自動的に作動するらしい。私のような初心者にはとんでもなくありがたい機能だが、MT車に慣れている人にとってはなかなか感覚的に難しいようだ。
なんにせよ坂道発進でサイドブレーキを使うことはほぼないと言ってもいいだろう。

ヒルホールドアシストとは

坂道発進時、ドライバーが車を発進させようとブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える際、ペダルから足が離れた後も最大2秒間ブレーキの圧力を保持する。 ブレーキペダルを踏んでいなくても停止状態をキープすることで、坂道における発進時の後退を防ぐもの。

というわけで、ひとまずゆきねーのアバルトへの道はなんとかゴールを迎えることができた。
今後はMoto/Carでのコーティングやちょっとしたカスタム、お出かけのお話や乗り心地などを書いていこうと思う。

鬼教官のABARTH595COMPETIZIONEとベースグレード


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