留まらない暮らし
エアビー滞在での出来事。
“家主”は上品で陽気なマダム(私のおばあちゃんくらいだろうか)初めて会ったのだがどこかとても懐かしい感じがした。
“その家”に滞在して、まだ1週間も経っていないが、私が今感じているのは、「ただいま」という感覚。
初対面、それに加えて私の拙い英語。あなた、私の言ってる意味わかる?そう言われ、本気で分からないため聞きまくる始末。簡単な英語で説明してくれるからとてもありがたい。それでも心地よくて、穏やかな日々。
今朝はパンを食べてコーヒーを飲んで、テラスで過ごした。マダムは一緒に座って少し話をしてから、植木に水を与えに行く。
あなた、ここの滞在楽しんでる!?
なんで日本人なのに1ヶ月も休めるわけ!?
と、マダムは冗談混じりで聞いてくる。
やはり日本人のイメージはそういうものなのか、とヒシヒシと感じた。
パートタイムで働いてるから、私は休みが取れるの!と自慢げに言うと、「あなたそれが普通よ、そうするべきだわ」と言われた笑
マダムはフランス人。ヨーロッパの人たちは休暇を大切にする民族だと私も知っているが、それもまた日本人からする先入観なのだろうか。
話を戻して、同じ家に滞在してる人は数人いて、その中の1人がまたまた大学の先生だった。他での滞在もそうだったが、大学に縁のある人と繋がることが非常に多い今回の旅。
そうそう、愛媛の島に行ったときも、こんなことあったっけ。
多国籍な風を感じて、その風にのって私はどこへ行くのだろうか。そう言いつつも、今やりたいことは、祖父の家を利用したエアビーと、土器のグッズ作り、そしてギリシャとエジプトに行きたい。
ああ、とりあえず場所を持って育てると言うことをやってみたい、、、
そして、そんなことを話しながら、新たな挑戦にいってらっしゃいと見送ってくれるパートナーが欲しい!笑笑
いろいろな物や情報で溢れている世界。その中で自分の思いを拾うのはとても難しいこと。だけどなんだか最近は、前より思いがクリアになってきた気がする。この島に吹きつける風で、いろんな埃が取れたのだろうか、、、
今日もマダムは歌を歌う。
そばには愛犬、赤色のスマートフォン。
2023.11.22 サングラスの跡くっきり日焼けやばいyukina
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