ふわり、ふわり

たくさんの刺激が目の前を通り過ぎていっている今、

全てを拾ったり、全てに触れる必要はないのかもしれない。

無理にしがみつかなくても、良いのかもしれない。

バイトに向かう途中、靴下を履き忘れていた事に気づいて、家に戻ったら、実はエプロンを忘れていたことに気付いたり。

いつもより早めにメイクをして、今日は少し早めにバイトに向かおうと思っていたら、電話がかかってきて即出勤することになったり。

なんとなく先にやっとこうと思ったことが、

大体正解になるパターンが多いことに気付いた。

メインの目的は、”それ”に向かっていない時ほど現れるのかもしれない。

大体私は、あれもしたい、これもしたい、という状態でいるのだけれど、よく考えてみたら、その半分くらいは誰かのためだったりする。

誰かのためのことをなくしていったら、一体何が残るのだろう。

家庭のため、家族のため、親のため、友人のため・・・

たくさんの刺激に目が眩みすぎて、自分が本当にやるべきことから逃げているのかもしれない。

これだー！となったものが実は、めくらましであり、その影でこっそり動いていることが、メインの目的なのかもしれない。

今私は何を思った？

少なからず私の感覚に敏感な、私で在りたい。

ふわりふわり、

飛んでいった先には何が待っているのだろう。