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宵闇に霞み沈むココロ

Twitterの方では既に書いておりましたが、私、仕事を解雇されました。

これまでもそうでしたが、私は仕事を自身の中心に据える癖があったため、その中心の柱が突如として無くなってしまったことで、ココロにぽっかりと穴が空いたような喪失感を感じています。

元々、社内でパワハラめいた発言をされたりしていたこともあり、心身が疲弊していたところにこれだったため、正直、メンタル面は最底辺を下回る程に沈み込みました。
意識・思考に薄霧のような靄がかかっていて、ハッキリとしない状態です。

元々が自己肯定感が低く、被害妄想で加害妄想という人間なので、そこから更に沈み込むことで、なぜ生きているのかという疑問を感じ始め、死んだ方が楽だろうなと感じるまでに追い込まれてしまいました。

以前の記事にも書きましたが、今年に入ってから、毎日15,000歩程度歩くということを日課にしていましたが、それが解雇をされてから、外出するという気が起きなくなってしまい、家に引きこもってしまう日が多くなってしまいました。

先週、久しぶりに近所を買い物ついでに散歩したのですが、たったの6,000歩弱で脹脛が痛くなってしまうほどに、体力が一気に落ちてしまっていました。
あまり引きこもってばかりなのも良くないと思い、体調や心理状態が落ち着いている時は、なんとなく近所を動き回るようにしました。

私はそもそも、気分転換やストレス発散といったことが苦手な人間なので、なんとかしなければならないと思い、いろいろなことを試しました。
プラネタリウムに行ったり、映画や演劇を観たりして、マイナス方向に固まってしまっていた感情を動かすようにしました。
また、あまり風俗店は利用したことがありませんでしたが、ネットを彷徨っていて「こんなことでも気分転換になるかもしれない」と思い、吉原のソープに行ったりもしました。

そこで感じたのが、自分は人とのコミュニケーションを求めているということです。
自分は人付き合いは苦手です。でも、だからといって、他者とのコミュニケーションは嫌いではないです。
そうやってコミュニケーションをとることで、少しずつ、心理状態が安定するようになってきました。
まだまだマイナス方向に触れてしまうことが多くありますが、一番ひどかった時を考えると、まともになったとは思います。

こういう状況になってから、Twitterで精神の病と闘っている方々のアカウントをよく見るようになりました。
みなさんそれぞれの事情で、苦しみ、もがきながら1日を積み重ねている。そういった方々のツイートを見ると「苦しめられているのは自分だけではない」という、ある種の安心感が生まれてきました。これによって、多少ですが負荷が軽くなった気がするのです。

「雪村さんは繊細すぎるし、真面目すぎる」
そんなことをよく言われます。
自分からしてみると、自身のことを繊細とか真面目だとかは思ったこともなかったですし、仮にそうだったとしても「すぎる」とは一体どういうことと思うのです。
自分に言わせれば「そっちが無神経で横柄ですよね」と思ってしまうのです。

以前、職場の後輩が入ってきたばかりの新人に対して、ある意味嫌がらせでは?と思える絡み方をしていたのを見て「他人のことをイジっていいのは、自分も同じことをされる覚悟がある人間だけだよ」と言ったところ、その後輩は凄く嫌そうな顔をしていたのを思い出しました。
つまりはそういう人間の巣窟だったのです。
自信より立場の低い人間をおもちゃにすることで快楽を得ている、最悪の人間の巣窟。

今年に入ってからお世話になっている整体の先生から「雪村さん、そんな酷い職場、辞められてよかったじゃないですか」と言葉をいただいたことを思い出し、考えてみれば確かにそうだなと。
「そんな人間性が最悪な連中と一緒にいたら、雪村さん、おかしくなっちゃいますから、それこそ、自分から辞めてやったと思えばいいんですよ」「面白おかしく、ラジオへの投稿のネタにしちゃえば良いんですよ。そうしないと勿体無いですよ」
そうなんです。そうやって、損得で考えるのが今の自分にとっては大切なことなんだろうなと。

そしてたどり着いたのが「関係を全て切る」という選択です。
前の職場と繋がりがある人間との関係を全て切るということです。
こうして関係を断ち切れば、いつの日か気にならなくなる日が訪れます。だから、あの人たちがどうなろうと、私には無関係で知ったことではないということ。

これが最善の方法かどうかはわかりません。
ただ、今の自分に取りうる選択肢の中ではベターのものだと考えています。

最後に、私が一番辛い時に寄り添ってくれたのは、ラジオが縁で出来た友だちでした。
こんな私のことを心配して、声をかけてくれたり、時間を割いて会いに来てくれたりもしました。
私にとって、この友達の存在は、他の何物にも代え難い、最高の財産です。
また、私が敬愛する鷲崎健さんからも、ネットサイン会の配信を通じて、労りと励ましの言葉をいただきました。
まだまだ心理状態は安定しませんが、みなさんからいただいた言葉を胸に、先ずは一日一日を「生きていく」ことを頑張っていきます。

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