しんねんあけまして

気づいたら2020年が終わってました。

最近noteサボってたし。

年末年始は実家のこたつでみかん食べてたら、三ヶ日が終わってしまいました。

そういえば、2020年で自分はどう変わったのだろう。

何ができるようになったかを自分に問いかけてみた。

2020年は私にとってかなり苦しい期間が多かった。何もやる気が起きない、生きることに燃え尽きてしまった感がいつもあった。

大学はリモート授業だったが、レポートを提出するモチベを維持することに見事に失敗し、前期の単位はほとんど落とした。

まともに授業を受けることもままならなくなったため、後期は休学という手段をとった。とにかく休息が必要だった。


いつからこうなってしまったんだろう。私はそもそも何がしたくて今の大学にいるのだろう。

もともとは学校の先生になりたかった。でも教職について学ぶにつれ、私の本来やりたかったことと、教員とでは全く別物だと気づいた。

もともとやりたかったことが何かといえば部活に携わることだったのだが、いままではうまく行っていたそのスポーツでさえうまくいかなくなり、やめた。

途端に元々やりたかったことまでやりたいことではなくなってしまった。授業にも部活にも、そこに行くための内発的な動機は失われた。

これらがあったのは2019年のお話。あれ?でも2019年の間は、そうやっていろいろ失ったのに授業は出れていたのになあ。


授業がリモートで行われることを喜ぶ友人は多かった。時間の制約がなくなり、自分のペースでできるからとのことだった。

でもどうやら私にはリモートというスタイルが向いていなかったらしい。自分でスケジューリングするのがほんとにできない。そもそも授業なんて友達に会いに行くようなもんじゃないの?

私には自分の人生が自分のものであるという当事者意識が著しく欠けている。いままで対面の授業に出席できていたのは、単位を取るためというよりも、きちんと出席している自分を周りに見てもらうためみたいなところがある。

人の評価を気にしすぎるというのはなんとなく自覚していたが、気にしすぎるあまり、評価されることがその行為の動機になってしまっていたのかもしれない。

対面の授業を欠席すれば、私の安否を心配してくれる友人がいる。が、リモートであればその週の課題をやらなくたってだれも気にかけることはない。

自分の中に動機なんて見つからない。なんでみんなそんなに頑張れるの?

そうやって悩んでる私にある人がこんな言葉をかけた。

「大体の人は何をやるにしても、動機づけとか理由とか目的とかほとんど考えてなくて、なんとなくで生きてるから、目指すものがなくなったとしても、そう気にしすぎることではないよ。」

え、そーなん?

みんながみんな、胸の中で燃えるような情熱みたいなのをもって日々生きてるわけじゃないんだって初めて気づいた瞬間でした。

(なるほどなー、じゃあ俺も理由とかなくても割り切っていろいろこなしていけばいいんかー。)

って思ったのも束の間、

(ん?無理じゃね?理由もなくレポート作るのに数時間費やしたりするの無理じゃね?そんな時間全部エーペックスに充てたいし。)

私の本音はこれでした。

心を燃やして生きている人が多いわけではないことはわかった。でも少なくとも私はこのスタンスではこの先生きていける気がしない。

そう思って、現状少なくとも頑張れていることに目を向けてみました。

アルバイトとエーペックスしかない笑

でも冷静になって考えた時に、この二つはどっちにしても人生のなかに位置づけられるような目標とは結びついていない。

いまのアルバイトは始めてもうすぐで2年になるが、最近ではバイトリーダーみたいなポジションになってきた。責任感を感じつつも、お金のためだけではなく、私なりにこの仕事と向き合って、楽しくやれている。

エーペックスはただただ楽しい。まあゲームだからそりゃそうなんだけど。

でもただのお遊びとして楽しんでいるというよりは、どこか部活みたいな、成長を感じて楽しんでいるところがある。

というのも、自分のプレイを何度も見返して、良かった点と悪かった点を振り返ってみたり、実況者の動画を繰り返しみて戦術を学んだり。

やってることは、中学・高校時代の部活と変わらなかった。当時はただただ上手くなりたくて、練習が終わって帰ってからも、一流選手の動画を繰り返しみたり、トレーニング理論について自分から学んだりしていた。そうやって1日のうちの大半を部活のことを考えて過ごしていた。

今はどうかといえば、対象が部活からエーペックスに変わっただけだ。夢に自分の戦闘シーンが出てくる。YouTubeで上手くなるために参考になりそうな動画を見まくる。

なんだ、時間を費やして頑張っているのは、何か目指すものが先にあるというよりも、時間をそれなりに費やしたから、その分いい結果を得たい。そのためにさらに頑張りたいという好循環が生んでいたのかと。

そう気づくことができたんです。

今年は、大学の授業にはちゃんと行かなきゃ卒業がさらに遠のいてしまうし、就職のことも考え始めなければならない。

騙されたつもりで、逆に時間をかけてみようかな。そしたらその分もっと頑張りたくなるかもしれない。

2020年でできるようになったことはなんだろう。

私は、自分のことについて前よりももっと知ることができたのだと思う。


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