#57 子どもの習い事や部活には親の願望が出まくります

子どもの習い事や部活動は、親の願望が出まくります。

私の娘は陸上部に入りたいそうです。

できれば違う部活に入って欲しい。
私は野球をずっとやっていて、球技全般が得意だったので
集団スポーツの面白さを知っている。
自分に甘い人間で、個人の努力の大変さを痛感しているので
頭を使って相手に勝てばいいスポーツが好き。

だから、陸上などをやる人は尊敬しています。

過酷で地道なうえにファンや熱量が他のスポーツより少ない陸上は
個人的に身が入らない。
なので、子どもにはプロリーグ等がある集団スポーツを薦めたい!!

でも、陸上のデメリットを滾々と伝えるのはフェアがじゃないからしなかったし
本人の「やりたい」には敵わないから
それを全力で応援するだけ
私の経験や主観は私にとってのみに通じるもの

やらせたいことがあったら、どれだけ自然に本人に気持ちを持たせるかを
ひたすら慎重にやる

私の場合は野球が好きだからこそ、キャッチボールは数えるほどしかやっていない。
嫌いになって欲しくないから

「学校のソフトボール投げの練習がしたい」
と言われた時だけ技術指導をしたけれど、それっきり

「マラソン大会の練習がしたい」も
「編み物がしたい」も
同じ熱量で応援する。

ただ、私の得意不得意があるので提供できるスキルの差はある
そんな感じの付き合い方です。

一緒に子どもの習い事のスキル上昇を目指すのも楽しいだろう。
けれど、私の場合はずっと一緒に付いていられないし
どこかで親の意向を汲んでいる子どもの気持ちに後ろめたさを感じると思う。

求められればやるけれど、そうじゃなかったらやらない。

「うちの子は求めるタイプじゃないからこっちからやってあげないと…」
という人は
自分の子を保育園の園児さんの中に入れるといい。
絶対にお兄さんやお姉さん的役を自分でこなすから。

やってあげないという機会損失もあれば
実は、やってあげているからこその機会損失も同様にあることを知っておくといい

我慢比べで負けるのは親の方
勉強させたい、何かを身につけさせたいと思っている時点で下手(したて)に回らざるを得ない

相手のことが好きだと、どーしても下手(したて)に回ってしまう恋愛と同じです

嫌だったら
勉強しなくていい。宿題をやっていかなくてもいい。
学校行かなくていい。ご飯を食べなくていい。
そう言える立場にあると強い。

子のためにやってあげる親≒親のためにあってあげる子

うちは
子どもが行きたいから、やりたいから
学校へ行って何かをしてくることを子ども自身が選んでいる

それだけは胸を張って言える

子どもがどうなっても自己責任だと放棄しているんじゃなくて
子どもがどうなっても責任を取る
どうなっても愛していると覚悟を決めている

ちょっとカッコつけましたw
今日も心のままに☆


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