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#137 コンサートに初挑戦③

やっとコンサート会場での話になります
m(_ _)m

会場入りしたのは開演10分前を切っていました。会場の中へ入るともうお客さんがスタンバっています。
中高生や小学生らしき人もチラホラ
ゲストハウスのホールが会場なので、後ろの立ち見や二階も良さそう
だけど人が一杯
「前の方へどうぞ」
「背が高いんですけど…」
「大丈夫です。一番前へ」
ということで、一番前の割と真ん中に座ることにしました。
(他で空いている席はスピーカーの真横だったので)

この席はセンターマイクから2mくらいしか離れてないんじゃないか
ってくらい近く
カメラ撮影してるよな。自分が映り込んだらどうしよう
なんて考えたりしました。
でも、そこらへんは事前リハで確認済みでの席位置でしょ。
カメラだってプロなんだから客はしっかり楽しむのが仕事さ!

あっという間に開演時間が過ぎました。
まだ来てない人を待つのかな?
大体こんなもんなのかな?
郷に入っては郷に忠実に従うつもりなのでそのまま待機
ステージの両脇にはイベントのステージなどで見るようなスピーカー
会場の横にもでっかいスピーカー
真ん中にはテーブルに赤いクロスがかかってPCやタブレットが
(音響?とかもPCで自分でやるのかなぁ)
ギターケースが置いてあるのもステージ映えしてカッコイイ
ラベルのない瓶に入った水が汗をかいているのもかっこええ
プロジェクター、スクリーンがあるけど映像見ながら歌うのかな
床の配線も美しく留めてある

なにやらスタッフとDAIさんがやりとりしてて
いよいよ前に立つ
小柄で細身の体格を全身黒の衣装で包み、素足で立ち尽くす
下を向くと肩くらいの長さのウェーブのかかった髪が垂れる
ライトに当たると毛先の金色が白く光る

スタッフに合図を送っていよいよ開始!
静かにゆっくりと腕を回して自分と会場にエネルギーを回す
(ようにみえる)
沈黙の中、儀式に集中するDAIさん。
そして曲入り
「!!!!!!!!!」
マイクに唇が擦れるくらいの距離から力強く発せられる一音一音に胸が震える
画面越しで知っている歌とライブの歌は別物
そんな当たり前を肌で感じる

めんたまをガッと開いて見つめられるとドキッとする
でも、目をそらしたいとは思わない。
ギョロメの下はグッと口角が上がり笑みを浮かべながら
目線でメッセージを十分に送り、また手元に戻る
ヤバい、カッコイイ。

ずっとDAIさんから視線を離さぬまま一曲目が終わる
そこでやっと拍手するという別動作を思い出す
MC中のBGMも自分で調整
(きっと今回はこういうスタイルなんだろう)

「フォォウ」「DAIちゃーん」などの声が飛ぶ
あれやりたいんだよな~
でも、自分の声は良く通らなくて様にならない
酒がしっかり入ったカラオケボックス限定のノリはここでは出せない
今お酒があったら絶対買うのに

というか曲中の入り込み具合とトークの緩急の幅がドデカい
ゆるやか~な雰囲気と、涙を誘われるような雰囲気と
聞き入る時、ノリ良くテンション上げる時、と忙しい
会場のお客さん達も結構聞き入る感じで丁度いい

でも流石プロなので、拍手を促してゆっくりじっくり
皆が一緒になれるように温めて温めて盛り上げてくれる
マスク越しなので身を乗り出して大声で叫ぶことは躊躇われたけど
手がびりびりする位拍手をした
(多分ビリビリにはオーラが出ていた)
最初はバラバラだった拍手もメトロノームの共振のように
時間が経てばしっかりと一体感を味わえた


コール&レスポンス(で合ってます?)で歌ったり
皆で合唱したり、笑ったり
入るはずのない自分の音程がズレた声が録音マイクに拾われないか
という心配は最後まで持っていたけど
(というか全力で声を出すってもう何年もしてない気がする)
どこかでいつも「ここまでが適量」から二つ分ほど抑えた声を意識的に使っている
だから、自分の声を特に意識しないで出せる人はそれだけで羨ましい才能だと思う。
ああなれたらどんなに気持ちいいだろう
そうやって誰もが他人を羨ましがって、それと同じくらい、自分も気づかぬ才能で溢れている

コラボのダンスパフォーマンスも迫力があった
てっきりダンスの型?技?の技術で魅了するのがダンスだと思い込んでいた
戦場へ行く直前に、母上に言えなかった思いを伝える歌
それを全身で表現する姿に見入っていた
おそらく私より年上のおじさん。

コンサートのクライマックスでも予定通り?その場のノリ?
で全身を弾ませて会場を盛り上げていました。

自分もダンスは恥ずかしくて踊れないけど
わかめダンスやスキップやサイドステップとか
身体をグニャグニャさせたり弾ませたりするのは好きなので
こういうダンスや表現もあっていいんだって思いました。


最後の曲が終わった後、案の定拍手が鳴り止まず、
徐々に手拍子になり、「アンコール、アンコール」となる
(わ~やっぱりこうなるんだぁと思いながら控えめなアンコールをw)

舞台では確か最後の幕が閉まった後のカーテンコールが鳴り止まず
再び挨拶をするんでしたっけ?

アンコールも盛り上がり、さぁこれで完全閉演。
その後のルールがまた分からない。。。

その時「森さん」
って声を聞き、久しぶりの方と再会。
あ互いに全然違う伝手で参加していたのでビックリ。
隣の席だった神様いわお様とご縁で握手をしてもらう(参加者トークです)
なんてこともありながら、おそらくこれからお見送りやグッズ販売パート2なんだろう。
多分DAIさんに話したい人で混雑するだろう。
どうしようと考えて一旦トイレへ

基本的に他所でトイレを借りるのは気が引けるのでトイレは他で済ませておく
だから終わった後もあまり急いでないがとりあえず入る
入るとドアノブが濡れている。(これ結構嫌ですよね)
よく見るとドア全部と床もびしょびしょで何かあったと思われる
簡単ではあるが、拭きとって出ると
「やっと出てきた」
と次の人が小声ですれ違う。
悪意のある感じじゃなかったからこそ、
(そういうところ、気にしない人の方が健康なんだよなぁ)
自分がどんなバックグラウンドをもってようが、今相手から見えてることが相手にとっての全てなんだから、落ち込むなよ自分。なんて考えながら軽く落ち込み。
とりあえず一旦外へ出る。
と思ったらトイレのスリッパを履いてきてしまった。
こういう時こそ平生を装って対処するのだ。

落ち着いて時間をつかって今度こそ外へ出る。
「有難うございました。」とスタッフに言われ
(まだ帰らないけどね)
と思いながら会釈して帰りの客のふりをする。

外の空気が気持ちいい。
ずっと密閉空間にいると苦しく感じることないですか?
地下の建物とか、背の低いマンションとか、ショッピングモールとか
たまに気持ち悪くなります。
ここ何年かで閉め切った場所にいると過呼吸になる人に出会って
自分も似たようなことがあることが普通じゃないことを知りました
(別に大したことじゃないのでそれで悩んだりはしてません)

外のデッキで暫く過ごす。
メールを返したり、ここまでの体験を振りかえって味わったり
一人で非日常的な場所に来ると、ふと手紙を書きたくなります。
短い時間だけど気持ちの整理。
後にブログにする時のことが頭をよぎるが、今はそんなに具体的な言葉にできないし、したくない。

大分帰る人は帰っていき、DAIさん待ちの人も2,3組になった。
それでも見つからないように中へ再入場。
他の人との時間を邪魔したくないから。
(1番前で聴いていたのに、いざ対面タイムに本人をスルーしたら絶対DAIさんは気になるじゃないですか?他の方といい時間を過ごしている時に頭の片隅にそんなことを思っていて欲しくない)


あれ、トイレのスリッパが入場口に
(ほら、やっぱり皆やるよね??)

懇親会の準備がほぼできつつあり、イスが撤去され、カウンターに料理が並ぶ

.
やっぱり懇親会は次回に持ち越します。
今回も終わらず…
今日も心のままに☆

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