『生き延びるための音楽・変わるためのHIPHOP』の裏方スタッフとしてお手伝いをしてきました!
Facebook投稿の転記です。
---
さてさて横浜で行われたこちらのイベントのお手伝いしてきました。
イベント自体は申し込んでいたのですが、音楽疎いし、一人だし、と芋ってしまい、オンライン参加に切り替えようと思っていたところ、FUNIさんのラップワークショップで出会ったTさんより絶妙のタイミングでお手伝い要請連絡がありました。
最高すぎる後押しで無事行くことができましたし、結果、行ってめちゃくちゃよかったイベントでした。3年前ほどの「プリズンサークル」のワークショップで出会ったFUNIさんとのご縁がゆるく繋がり広がっている実感があり、とてもホクホクした気持ちです。
お手伝いは物販もツイッター(X)の中の人も初めて体験して、手作りのイベントってめっちゃ楽しいやん〜私もやりたい〜となりました。
さて、肝心のイベントですが、物販やったり、ツイッターの中の人やったりで全部を集中して聞けなかったのですが、なんだかめちゃくちゃ濃いトークが繰り広げられたいたことだけ覚えています。でも細かい言葉たちを覚えきれておらず、、配信を見ないと。。!
印象的だったこと
・恐るべしジェンダーバイアスの刷り込み
韓国人留学生のドキュメンタリー監督が撮影に来る予定とのことで、来場を待っていたら女性がやってきて、その方を私と間違えたとのこと。主催の方が「監督=男性と思い込んでたわ、まだまだだわ」と打ち合わせのときに話してくれたこと。たしかに「監督」と聞いたら私も最初に男性を思い浮かべるかも。。恐るべし刷り込み。こうして一つ一つ気づいては脱植民地化をしていくことが大切ですね。
・移民ルーツのコミュニティがあることへの羨望と嫉妬が自分の中にあったことに気づいた
お客さんとしてFUNIさんやJaewonさんの友人で同じ川崎のキリスト教会出身の人たちが多く来場していた。「久しぶり〜」と声をかけ合う姿を見て、小さい頃から同じルーツの人が周りにいるのっていいなあと思った。
私は小学生まで残留孤児の集住地域に住んでいた(基本1世に団地が当てられる)けど、日本名だし、そもそもルーツを隠してたから誰が同じルーツであるか知りたくもなかった幼少期だったので、大人になってから同じ3世と出会い始めたときは変な気分だった。小さいころに同じ気持ちを経験した先輩や友だちに相談できてたら、もうちょっと楽だっただろうな〜とチョビっとほろ苦い気持ちになった。今、移民・外国ルーツのオンライン交流会を企画してるけど、その意義を改めて感じた大切な気づきだった。
・HIPHOPってめちゃくちゃメッセージ性があって、それを解説されながら聴くとめっちゃおもしろい
いろんなHIPHOPの歌詞やMVの意味や背景を紹介しながら、ゲストの方たちが自身の在日コリアンとしての経験を絡めて話すという形式がめっちゃ新鮮だった。そしてめっちゃおもしろかった。紹介された音楽全部聴いてみたいと思った。やっぱり私は文脈がわかるととたんに対象を好きになる。
私も、最近自分が読んで救われた本たち(坂口恭平パイセン、田中美津さん、鄭暎惠さん、伊藤洋志さん、髙坂勝さん、山下英三郎さんとか)の一部分を切り取って紹介しながら、自分の体験シェアしてみたいと思った。あ、これいいな。実現するわ。笑
・最近イベントの裏方お手伝いの楽しさを覚えてしまった。数週間前のアート展示ボランティアもそうだったけど、同じゴールに向かって準備する片付けするって、純粋な仲間意識が生まれて、なぜか距離が縮まると思います。
ということで、ほんとは内容についての濃い気づきを書きたかったのですが、それはまた今度🤟🤟
追記
解説した音楽が含まれてるプレイリストが公開されました。生き延びるための音楽と素敵な出会いがあることを願ってシェア。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?