見出し画像

73.【有料級】板書しない授業作りVer2.0

 前回の記事で授業で断捨離したものとして、板書をあげました。今回は板書をしないでどうやって授業を進めるかという内容で話をしたいと思います。

実は、以前投稿した記事でも板書しない授業作りについて話しをしています。

今回は更にパワーアップしてVer2.0となっています。

前回との違い

前回との違いは、

前回→教師主導
今回→生徒主導

前回→板書は教師が考えたもの(ドキュメントで共有)
今回→板書事項は生徒が考える(ジャムボードでグループで考える)

といった違いがあります。前回の記事はURLを貼っておくのでご確認ください

 生徒主導でジャムボードを使って行うので、GIGAスクールも取り入れたり、グループ学習も行える授業です!!

授業の進め方


 授業の手順はこんな感じです。

導入(10分)
導入は教師主導で行います。どんな内容の学習内容なのかをイメージさせたり、重要語句の確認をおこないます。

課題(35分)
 まとめる内容は具体的に示します。
「日本の領土問題」についてまとめるなら、「北方領土」「竹島」「尖閣諸島」が入っていないといけないし、問題となっている相手国、領土問題となっている島の所属している自治体を記載しないといけません。

・グループ(3名)でジャムボードを使いながら教科書の内容をまとめます。(25〜30分)
・まとめが終わったら、内容をグループで確認します(3分)
・グループでまとめたものをノートに記入します。

まとめ(5分)
・重要箇所だけピックアップし5分程度でまとめを教師主導で行います。
・まとめ方が良かったグループを参考にして例を出すのもいいです。

メリット


メリットは以下の通りです。

生徒の思考力が育まれる
まとめ方は様々です。どうやって表現したらいいかわかりやすいか、考えることができます。

生徒主導の授業ができる
教師が指示を出さなくても、勝手に教科書を見て調べるクセがつきます。

ノートに写しやすい
PCから見られるので、ノートに書き写しやすいです。

完成できていないグループがあってもOK!!
中には完成できないグループがどうしても出てきますが、他のグループの内容を見れるので、それを見てノートに書けばOKです。

他のグループを参考にできる
他のグループを見て、参考にすることもできます。
「◯グループ見やすい!!」
「俺たちグループ文字数多いなー」
といった声が聞こえます。

最後に

他の授業とは違う授業スタイルなので、生徒も楽しんでやっています。中には文字を打つのが苦手な生徒もいますが、そういった生徒は見やすいようにジャムボードをまとめる役割もあります(付箋やテキストは自由に動かせるため)。
 アナログでやると、どうしても参加できない生徒が出ますが、この方法だと協同で編集できるため参加しない生徒はいません。

 ぜひお試しあれー!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?