Day28 菅総裁の誕生
サルです。
自民党総裁選があり、予想通り菅総裁が誕生しました。
令和おじさんであり、世間では「ガースー」とも呼ばれるこの方が総裁になり、まさに次期首相になるとは、全く思い及びませんでした。
ニュースを追っていると、どうやら実力派の二階氏の暗躍と、それ以前からの菅ー二階ラインの構築が勝敗を決めていたようです。
安倍総理の辞任も、もともと健康問題があったとはいえ、このタイミングか、という驚きでしたが、その後任人事まで驚きが続くとは意外でした。
一方で、国民人気1位と称される石破氏ですが、開票結果最下位に終わり、どこに人気があったのか、非常に疑問の残る報道であったと思います。
↑電話による世論調査では1位とのこと。
↑開票結果。
いくら議員選挙とはいえ、電話調査結果が正しく、本当に世論での人気があるのであれば、その世論を反映する議員からの票数は伸び、この票数にはならないはずです。
電話による世論調査がそもそもどの程度正確なのかという議論はありますが、どうにもメディアによる誘導が見え隠れする総裁選だった印象です。
メディアには、政治権力を監視するために報道の自由が認められています。それは国民の知る権利を支えるためであり、メディアの思う通りに国民を誘導するためではありません。
ガセネタとは言いませんが、真に正確な情報を開示することこそメディアの指名であり、そのための報道の自由なのですから、その権利義務を正しく理解した上で報道をしていただきたいと切に願います。
菅内閣は第三次安倍政権へのパイプ役であるなんていう陰謀論に近い説も聞かれ始めましたが、そうした噂はさておき、このコロナ禍からの再興という難しい局面を、菅さんにはうまくハンドルしていただき、この国の一刻も早い復興を切に願っています。
…あと72日…
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