【海外旅行の基本】南京虫の対策、駆除方法は?
【旅における怖いもの】
・強盗
・スリ
・詐欺
・泥棒
・南京虫
旅人にとって怖いものランキングで
常に上位にいるのが南京虫ではないでしょうか。
ブルガリアで南京虫にやられたエピソードはコチラ
◆【海外旅行保険】ブルガリアで南京虫
私は被害に遭ったのは1度だけですが
その時の苦痛が尋常ではなかったので
二度とやられるか!という気持ちで南京虫について猛勉強しました。
旅人たるもの、知っておくべき知識です。
是非旅する前にこのページを読んでから旅立ってください。
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【『南京虫』とは?】
ベッドバグ、トコジラミとも呼ばれる
吸血性の寄生昆虫です。
こいつに噛まれるととんでもなく痒くなり、
皮膚は赤い斑点だらけになってしまいます。
南京虫がすごいのはそのとんでもない繁殖力。
メスは毎日5~6個程度の卵を約3カ月間、産み続けます。
死ぬまでになんと500個以上を産卵し、大繁殖します。
その卵が1つでもバックパックに付いていたら、
旅人と一緒に大移動し、次の宿にも住み着いてしまいます。
なので一度こいつに遭遇すると、
自分の荷物をくまなく洗浄して卵を落とさなくてはいけません。
かなり面倒ですが次の宿泊先に迷惑がかかるし、
なにより自分の身を守らないといけないので。
【旅人用『南京虫の駆除法』】
南京虫を持ち運んで世界中に広げないために
旅人には南京虫の駆除法を知っておいてほしいです。
①物理的な駆除
卵を産み付けられたであろうものを捨てる
②強力な殺虫剤で駆除
最近では耐性があるやつらがいるらしい
③熱湯洗浄で駆除
79℃のお湯に5分間。
もしくは熱風乾燥機で79 ℃、 5分以上加熱
う~ん。旅の最中にはなかなか難しそうですよね。
とくに①と②は無理でしょう。
では③ですが、これも難しい。
けどやるしかありません。
やってください。
ヨーロッパの洗濯機は温水の温度設定などもありますし
乾燥機で乾燥させれば、高温になるので
ある程度は駆除できると思います。
高温洗濯ができないようなら
お湯を沸かして槽内で浸けたりしてもいいかもしれません。
私は洗濯機のある宿に移動して
温水洗浄、乾燥をしました。
バックパックはもちろん、洋服やポーチなど、
持ち物の大半を熱湯に浸しました。
それはそれは面倒な重労働でした。
【南京虫の存在を見抜く力が必要】
遭遇した南京虫を駆除するのはもちろん大切ですが
その前に南京虫のいない宿に泊まるというのが鉄則です。
どんなに口コミや評価が良くても
南京虫はいる時はいるのです。
この時の記事はコチラ
◆【海外旅行保険】ブルガリアで南京虫にやられて病院にかけこんだ
<南京虫のいない宿見極め方法>
①風通し、日当たりがいいか
②マットレスに南京虫がついていないか
(淵をめくると卵や成虫が潜んでいることも)
③壁に黒い斑点がないか
(黒い点々は南京虫の糞です)
④コンセント差し込みプラグ周辺が汚れていないか
(奴らは電気回りの暖かさが大好き)
1~4のチェックポイントを見てから
泊まるかどうか判断するとよいです。
事前に予約している場合もしっかりとチェックして、
怪しいな~と思ったら他の部屋にしてもらうなどしましょう。
<南京虫にやられないための対策>
チェックポイントはどうもあやしいけど
この町にはこの宿しかない…
どうしても泊まるしかない…
という時は以下の対策を実行してみてください。
・ベッドの淵をめくってみて虫がいれば直接駆除する。
・市販の殺虫剤を使用する。マットレスに塗っておく。
(粉タイプならすぐに寝れるのでオススメ)
・新聞紙を敷く
(インクの臭いが苦手という噂)
・ビニールを垂らすようにのせる
(ツルツル面を登れないらしい)
本当に効果があるかは正直謎ですが、
私はこの方法でなんとか被害を免れました。
海外で旅人たちが実践している方法や
いろんな情報をかき集めて考えた対策です。
是非お試しあれ。
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