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人に期待しない生き方

あー、やっぱりあの人全然進んでないよ

また〇〇さん、予定合わないのかよ💦、またリスケしないといけないけど、どうせまた予定合わないんだろうな

一部の人はこんなことを考えたことがあるのではないだろうか?

一部の人と評したのは、当然全ての人には当てはまらないからである。こういった感情を抱くのは、ある程度その人にリーダーシップがあり、周りをまとめていくことをそれなりに経験として積んでいる人だと想定する。

なかなか予定が合わない。。
思ったようにことが進まない。。

その度にぶつけようのない怒りと虚しさややるせなさが胸の中に生起する。もちろん自分が悪いわけじゃない。でも相手が悪いわけでもない。

誰かが明確に悪いわけじゃないからこそ、単なる怒りだけでなく虚しさややるせなさが出るのである。そこに葛藤の感情は生じる。

その心を沈めるため、Aくんは人に期待するのは辞めようと短期的な決心をする。Google検索で「人に期待しない方法」と検索し、上から情報を1つずつ読んでいく。

「人に期待しすぎるからこそ、怒りや感情が生まれる。だから、人に期待しすぎるのを辞めよう。そうすれば些細なことで悩まなくなる。」

大体はこんなことが書いてある。YouTubeを見てみても似たような内容のことが書かれている。コメント欄には、「期待しすぎないようにしたら、気持ちが楽になりました。」といったものも投稿されている。

大学2年生からこの言葉を聞いたAくんはこの言葉を理解しようとする。しかし、大学4年生になった今でもこの言葉を真の意味で理解することは難しい。と言うより、できそうにない。

それはなぜか?

それはAくんが機械ではなく「人間」だからじゃないだろうか?相手に期待しないというと、なんとなく無機質な気がする。Aくんは根っから心に正直に生きたいと願っている人なのだ。期待しても相手が必ずしも振り向いてくれるわけじゃない。必ずしも自分の思い通りになるわけじゃない。

それは当然だ。もちろん心は傷つく。でもそれでいい。相手に期待をしないという形で、全く傷つかないように予防線を張ることはできない。予報戦を張ろうとしている時点で、傷つきたくないというプライドが見え透いている。

どうせ人間は傷つく。そこは変わらない。相手に期待しないと考えても、どうせ完璧に「期待しない」を貫き通すことなんてできやしない。

思いっきり傷つこう。ただ、「相手に期待しない」という言葉に逃げるな。「相手に期待」しよう!
それでも思う通りいくことばっかじゃない。そんなときは思いっきり他の人に共有しよう!

「相手に期待しない」ことを徹底している人は、自分1人で問題を抱えこみがちだ。そんなことじゃあ、誰も気づいてくれない。「相手に期待する」人は純粋な怒りや悲しみを大袈裟なまでに表現する。

そんな人が増えれば、自分の思いを率直に話していいんだと悩んでいる人は吹っ切れるだろう。そうすれば人に優しくできる人が増えるのだ。

優しい世界へ1歩近づくために、、
人に期待しろ!!


あとがき

人に期待するな

Aくんはこの言葉に違和感を覚えていました。それは実際にはそんなことできっこないからだとAくんは考えていました。もしかしたら、同じような違和感を覚える人もいるかもしれませんし、いないかもしれません。でもAくんこと僕はそういう風に考えました。同じことを考えている人いるかなあ?いると嬉しいなあ

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