【詩】ルルドの泉、聖母マリアと出会った少女へ
フランス・ルルドの泉
聖母マリアと出会った少女
その魂へ宛てた手紙
はじめまして。
去年のクリスマスイブ、
貴方がお出かけになったとき、
坂の下の交差路で
貴方を見かけました。
今年は休日のクリスマスです。
貴方は今、
穏やかな朝の太陽を浴びて、
過ごされていらっしゃることでしょう。
すべてのときをキリストに捧げた貴方が
生まれ変わってキリストの形を手放し、
太陽神がお守りくださっている
このとき、この街で
貴方は
どのようなお気持ちで
いらっしゃるのでしょうか?
心配なことばかりかもしれません。
おからだとお時間と
日々の生活が許されるなら、
許される時間、絶えず
お祈りされていらっしゃるかもしれません。
おからだのために、
ご無理はなさらないでください。
貴方のことを想うと、わたしは勇気が出ます。
ただ祈りなさい。
そう、マリア様はおっしゃるでしょう。
祈りのことばは、
形を選ばないと
貴方がおしえてくださいました。
日々のお祈りは、
形を選ばないと
貴方がおしえてくださいました。
お祈りをすること、
奉仕をすること、
許すということ、
委ねるということ、
貴方の姿勢がおしえてくださいました。
貴方のことを想うと、
こころの奥深いところから
わたしは
やわらかな勇気を感じます。
勇気が出てきました。
今朝の予報によると、
これから、晴れた日が続くそうです。
どうか、
おからだを大切になさってください。
2022年12月24日 東京にて