シンガーソングライターになる方法①真似でもいいから曲を作ろう

いつかの八百屋LIVE@伊勢


シンガーソングライターになる方法、というのを
改めて書いてみたいと思います。

色々な方法があると思いますが、
あくまでも私の体験を踏まえての記事となります。

どなたかのご参考になったら嬉しいです。


まず。

真似でもいいから曲を作ろう!

ということです。


シンガーソングライターって
Singer(歌手)+Songwriter(曲を書く人)ですものね。

自分の曲を書いてこそ、
堂々とシンガーソングライターと名乗れるもの。



さて

ハッキリと記憶にある曲で言えば、
わたしは12歳の時には、作詞作曲していました。

当時、わたしにとって
「遊ぶ」=「ピアノを弾いて、音楽を作る」でした。

最初の頃は、お手本があったなあと思うのです。

当時、X(のちにX JAPANとなる、あのXですよ。元祖ヴィジュアル系の、あのXですよ)が好きだったので

例えば、当時は

「YOSHIKIの作るような、バラードっぽい曲が作りたいな」

とか

「HIDEが作るような、ポップな曲が作りたいな」

とか

そんな感じに、

ある程度指標となるものがあったように思います。


わたしの場合、まず歌詞が先でした。

お手本を元に、歌には
Aメロ、Bメロ、サビ、大サビ
などと言った、歌のブロックがあることを知って

そのブロックを意識しながら、歌詞を書いていきました。

詩だったものを、歌詞に直したりも
今までの曲作りの中では結構やってきたかも。


ある程度歌詞っぽいものが出来たら
適当にピアノを弾きながら、
その歌詞でいろいろ唄ってみました。

低い音から唄い始めてみたり、
歌いやすい音から唄い始めてみたり、
暗い音(マイナースケール)で唄ってみたり、
明るい音(メジャースケール)で唄ってみたり、

いろいろなフレーズを唄ってみて、
「このメロディーがしっくりくる!」って言うのをひたすら探りました。

そうそう、いろいろ唄っていると
どんなメロディー唄ったか忘れるから
傍らには、カセットテープ式のレコーダーを
いつしか用意するようになったものです。

そのレコーダーがね、よかったのです。

何が良かったって、

自分の声が分かるから。




自分の声って、自分以外の人にどう聴こえてるのか
あんまり知る機会ってないと思うのです。

カラオケで歌うとき、最初はきっとみんな
マイクを通した自分の声に違和感感じませんでしたか?

でも、とは言え、
マイクを通した声とともに、
自分にしか聴こえてない声も同時に聴きながらカラオケで歌うから

純粋に、自分以外の人に聴こえてる声を聴くことは
録音、撮影したものを聴くことくらいしか思いつきません。

いろんなメロディーをレコーダーで録音しながら、曲を作っていく過程で自分の声を知ることにも繋がったのです。

その過程でわたしは
自分の声を低くすることに繋がったのですが…

そこは今は割愛します。

パズルのピースを探すように、
その歌詞に合うメロディーをいろいろ試して作りながら

「あ!いい!!」っていうメロディーに出逢って
そこから次の歌詞のメロディーが導き出されることもよくありました。

その繰り返しで、
歌詞に少しずつメロディーをつけていって

次のブロックはBメロだから、Aメロよりは明るいかんじにしよう!とか
サビに繋がることを意識して、Bメロの最後は盛り上げよう!とか

お手本を元にしつつ
自分がどう持っていきたいかで、いろいろまた試してみました。

で、少しずつ歌詞にメロディーが付くに連れて
最初から出来たところまでを、その都度唄ってみて
気持ちいいか、自然な感じか、を判断しながら進めていきました。

幸い、わたしは適当なりにもピアノが弾けたので
簡単な伴奏をしながら進めてました。

12歳の頃に作った曲は、
あまりにもYOSHIKI色が強くて微笑ましいです。

でも、自分が曲作りをするようになった始まりを思い返したら
はじめは、「完全に模倣だった」って、思いました。

だからね、
「わたしも自分で曲をつくってみたい!
 でも、どうやったらいいかわからない!」
って思ったときは、

一度、割り切って、
好きな曲、歌いたい感じの曲があれば
真似してみるのもいいと思います。


曲作りのこと書くの、おもしろいものですね。

いつも感覚でやってたから

こうやって文章にすることで、
いつもやっていることが言語化されて
ちょっとスッキリ気持ちいいです。

(過去記事、再掲載)

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