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女のもの言ひかけたる返事

《徒然草 第百七段・第百九十段》 単なる女性蔑視ではないかと思いつつも、兼好の鋭い観察眼も感じさせる段。一方で、長きに渡りこのような女性観が根付き、今でも男性の遺伝子の中に組み込まれたままの気がする。男性だけの飲み会ではいまだにこんな会話で盛り上がることもあるのでは。700年近い後にこれを読んでいる私たち。さらに、何百年後かにこれを読み、私たちの時代に書かれたものも読む人たちがどう感じる時代に変わっているのか。できることなら、未来ものぞいてみたい。 #大人の国語 #人生を共

    • つれづれわぶる人(徒然草第七十五段)

      兼好は究極のリラクゼーションの手法を教えてくれた!インターネットが発達した現代、ゲームやSNSなど、私たちは暇を感じることができないぐらい仕事にも遊びにも追われている気がする。楽しいことがたくさんある一方で、実は疲れ切っているのではないだろうか。目の前の仕事や暮らしのことを、一旦全て横に置いて、静かに一人でぼんやりする時間(=孤独)は、何物にも代えがたい最高のリラクゼーションなのだと気づいた。

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