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伊良湖に行くなら!ごはんが美味しいお宿。

旅の間は、思いっきり旅を楽しみたい。
記録は残しておきたいから、帰ってから書くことになるのだけれど、日常に戻れば仕事や家事やあれこれにかまけ、じっくり腰を落ち着けて、旅のあれこれを書き留める時間を確保するのが難しくなる。
旅の期間が長くなればなおさらだ。

少し間があいちゃったけれど、旅の記録の続き。
ラオスのkohjiさんから、お店の紹介も見てみたい、とリクエストもいただいたので、書いてみます。

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今回、一番に決まった行き先が、渥美半島の先、田原市にある「旅館玉川」さん。
愛知県ってカニのハサミが突き出たような半島が二つあるでしょう。
東京に近い方が、渥美半島です。(西の方は知多半島)
この渥美半島の先っぽが伊良湖岬。
今回、お邪魔した玉川さんは、伊良湖岬まで車で15分ぐらいのところにあります。
料理自慢の「魚と貝のうまい店」で、私の料理学校時代の同級生の料理旅館なのです。

ここでちょっと説明を入れておきましょう。
料理関係の仕事をしている、と記しているものの、詳細な自己紹介やプロフィールの記事を書いていないので「こいつは何者だ?」といぶかしく思っている方も多いかと思います。
大学を出て、企業に就職して、それなりに忙しくも楽しい会社員生活を送っていたのですが、30歳を前にして「私は一生この会社で働くのかしら?」と考え出して(よくある話ですね・笑)……「料理の道に進みたい」と退職して、料理の専門学校、エコール辻東京の日本料理カレッジに入学したのです。
18歳の若者たちが大多数だったのですが、私のような社会人経験者や、大学新卒の人、早期退職のおじさまおばさまもちらほらいて、彼ら彼女らと一緒に、1年の再びの学生生活。
その後は、料理研究家のアシスタントなどをつとめ、自身の教室を開催し、今に至ります。

ちょっと横道にそれましたが、この料理学校の同級生のご実家が渥美半島で100年続く旅館玉川さんなのです。
一度お伺いしたいと思いつつ、なかなか行くチャンスがなくて。
今回「東京から行っても迷惑にならない?」と聞いたら、どうぞお越しください、と言ってもらって、出かけてきました。

100周年記念プランというのがありましたので、せっかくなのでそちらをお願いしてみました。

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自家製の唐墨、いくらの粕漬け、このわた……
飲んでください、と言わんばかりのラインナップ。

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伊勢海老、鮑、鰻にスッポン、ワタリガニ、蛤、アサリ、笹ガレイ、三河牛と盛りだくさんのお料理。正統派の日本料理です!
ご主人であり料理長の石井さんは、エコール辻を卒業後、JR東海ホテルズ・ホテルアソシア豊橋の日本料理「華雲」で修行し、実家を継いだ実力派。
地元の食材も知り尽くしています。

中でも、刺し盛りが豪華でした。

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のどぐろやクエ、タイラガイ、マグロ、渥美プレミアムラスサーモンも!
きっとお刺身好きにはたまらないでしょう♪
お酒も蓬莱泉や醸し人九平次など、地元の日本酒をはじめ、全国の銘酒がずらり。

朝ごはんも美味しい。

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前日の伊勢海老の頭は、お味噌汁になって登場。
お腹がいっぱいで半分しか食べられなかった鰻も出していただきました♪
他にも西京漬けや煮物や卵焼き、しらすなどなど、ついつい朝からおかわりしちゃいます。

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元は鰻屋さんだったという玉川さん。
注文が入ってからさばく鰻は、腹開きで素焼きする名古屋風。
タレは創業当時からの継ぎ足しだそう!
お食事処では、鰻丼やアサリのお味噌汁や定食類など、お手軽にいただけます。

昭和レトロな建物は、ワタクシ、とってもシンパシーを感じますが、お手入れされていて、wifiは使えるし、お布団もふかふか。
男性風呂は改装されてピカピカ、今は女性風呂を改装中です。
泊まって大いに食べて飲んで楽しむもよし、日帰りでコース料理をいただくのもよし、気軽に食堂を利用するもよし。
今なら、GOTOトラベル使えますね。

伊良湖に行くならおすすめです!
私も季節を変えて、またお伺いしたいと思います。

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