子供を産んでからというもの、子供が苦労したり子供が虐待されたり子供が怪我したり子供が死んだりする物語が全然観られなくなってしまった。ダメージが酷いのだ。歌もそうだ。ダメージが強すぎて心が折れてしまう。
あ、物語上の、虐待の表現が悪いから無くせ、とか、そういう話ではない。こっちが過敏すぎておかしくなっているのはわかっている。白夜行みたいな名作だってダメなので、もう、怪我をしているようなものだ。ちょっとの塩でも傷にしみて痛くて耐えられない。
こういう歌が特にダメだ。発狂しそうになる。
社会の虐待を減らすにはどうしたらいいんだろう?みたいな勢いの気分になってしまう。少しでも貧困を減らさねば、そのためには政治をどうにかせねば、みたいな気になってしまう。なにがなんでも。
統一協会の件は昔っから知ってたから、表ざたになっても本当に別にどうってことないんだけど、捨てられた子供みたいになってるひともおおいのだろう、と思うと、なんだかなあ、みたいな気になる。しかし、政治を正さねば子供が酷い目に遭うから、やっぱりできるだけ正さねばならぬところなんではないかなあ。それが100年かかっても。無理かなあー。
どうやったら子供を守れるのだろうね。ひとりじゃ守り切れないし、手を広げれば共倒れだし、弱い人を守るにはやっぱり政治がちゃんと回らないとなあって思うんだけど、回らないんだよなあー。ほんっとどうしたらいいのだろうか。
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