これ、何度かここでも書いてる気がするんですが。
私の勝手な分類では、大雑把に男性には4タイプいて、
A・女を抑圧もしないし、経済的にも肉体的にも守ってくれるけど、好きにもさせてくれる少女漫画ヒーロータイプ
B・女を抑圧しないけど守ってくれない対等リベラルタイプ
C・女を抑圧するけど守ってくれる家父長制の家長タイプ
D・女を抑圧するけど守ってもくれないDV夫
で、基本的にAは女性から見て理想的すぎて、大学生時代に目ざとい女に唾をつけられて早婚で、あんまり婚活市場にはフラフラしていない稀有なタイプで、Bはインテリ層に多く、Cは農家に多く、Dだけは避けたい、みたいなかんじですよ。おおむね自分の性格によってBかCを狙って婚活するんだと思うのです。うちの旦那もBだな。Aに越したことはないけど、Aは女性にとって都合が良すぎて絶対数が少ない。
自民党は昔はCだったんだけど、この10年くらいはめっちゃDだったんですよ。家父長制の家長風を吹かすんだけど、女が貧困に堕ちても自己責任、みたいなところがあって。だいたい支持者もミソジニーこじらせててDってかんじだったじゃないですか。
女はね、Aは望んでても、自分たちに都合が良すぎて高望みなのはわかってるから、BかCで十分なんですよ。
BかCで。
BかCでいいんです!!!
Aじゃなきゃ嫌だ、と言ってる女性はそんなに多くないと思うんです。ただ、Dだけは嫌だ。それだけなんです。
最近の政治もそんなかんじ。
Dだけは嫌。Aは高望み。BかCで十分なんです。ただ、日本の政治ではBか
Cも高望みになってるだけで。選択肢がDしかない。家父長制もきちんと機能して、女性にとってセーフティネットと機能してくれてれば、まだそちらのほうが今のDV夫状態よりもずっとマシだった。あれを家父長制と呼ぶのは家父長制に失礼なんでは?みたいに思ってしまう。フェミニストの私でさえも。妻子をDVしすぎて殺してしまったとして、それは家長と言えるのか。家父長制と言えるのだろうか。たったひとり家に家長が残ってて、それは家長なのだろうか。
私はこの10年ほどの自民党の家父長制って、家父長制なのかな?って思っていたなあ。
あまりにも守らなくて。
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