円安ですね
すぐに台湾有事ってかんじではない、と判断した市場が急に円安になってるんだけど、ほんと、こういう時にはっきりと日本国内の親米勢力がどこなのかがわかるよね。。。日本はだいたい欧米側の視点なんだけど、さらにはっきり見えるものがある。
統一協会の件、「ずっと戦争の話をしている」ことがおわかりだろうか。
戦争の話をしてるんですよ。反共主義からして。いや、改憲からして。
統一協会と自民党の癒着に関して、わりとよくわかってるのは政治フェミニズムをやってる、ジェンダー論の学者なんではないかと思う。ジェンダー論っていうのはもともと、社会学だけでなく、心理学、文芸評論、世界史、日本史、政治史、民俗学、などなど、文系の学問を網羅し、横断している学問だ。それらの基礎教養無くしてジェンダー論は修められない。私が20年以上前にハマっていたやおい論はジェンダー論に入るけど、文芸評論と心理学にすごく近い。統一協会に関しては、国際政治、地政学、アメリカの軍事戦略などが関係してくる。反共プロパガンダがアメリカの東アジア戦略である以上、どうしても関係してくるところだ。だから、ジェンダー論の、新自由主義に精通してて、国際政治に強いタイプの学者さんにあたれば、統一協会と自民党の癒着に関してはお詳しいのではないか。
それと、パレスチナ問題の専門家。役重さんみたいなひとか。
アメリカの軍事戦略を、被害者の側から見ているひとたちなら、知ってることがあるだろう。
この、被害者の側から、というのがとても大事だ。
日本は植民地にもかかわらず、いつも、アメリカの側、欧米の側、加害者の視点なんだよね。歴史も戦況もなにもかも。そこに視点が固定化されている。本当は、視座はもっと他にもあるはずだ。パレスチナ難民みたいな。自分たちだって立派な被害者なのに、加害者の視点でものを観てしまい、それで、なにが起こってるのかわからなくなりがち。
被害者のひとたちの言葉をつなぎ合わせていくことで、見えてくるものがあるはずだ。
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