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キクラボヲキク【渡辺愛①】

2020年4月11日(土)・12日(日)&4月18日(土)・19日(日)に、JWCM(女性作曲家会議)PPP Project 共催で行うキクラボ1に関するインタビューシリーズ。第一弾は、作曲家の渡辺愛さんに4月12日の「ママパパ音楽家会議」に纏わるお話についてテレビ電話でお聞きしました(インタビュアー:わたなべゆきこ)。https://twitter.com/J_W_C_M

ー(わたなべゆきこ)愛さん、こんにちは。今時間大丈夫ですか?

(愛)はーい、ちょっとなら大丈夫。

ー(ゆきこ)お子さんは?

(愛)今、アンパンマンのDVD見てます。


ー(ゆきこ)おぉ、限りある時間!有効に使わせて頂きます。早速、始めるね。今日は、今計画している「ママパパ会議」に因んで、愛さんに色々なお話お聞きしていきたいと思います。2018年に私が企画した「中堅女性作曲家サミット」を機に、愛さん始め、女性作曲家会議メンバーとは毎日密に連絡を取っているわけなんだけどね、もともと、この「中堅女性作曲家サミット」では、聞きたいことが二つあったんです。一つは「音楽のこと」、二つ目は「子育て」。

(愛)うんうん。

ー(ゆきこ)というのは、私自身2014年に娘を産んでから、育児の話をする場がなくて。どこか公開しづらい、仕事に支障が出るんじゃないかって、何となく伏せていた部分があったんです。例えばFacebookだと、仕事で繋がっている人も多くて、そういう場で子どもの話はしづらかったり。

(愛)音楽仲間に対して、子どもがいるっていうことを公表できなかった?

ー(ゆきこ)そう。絶対に秘密にしておこう、ということじゃないんだけど、何となく言いづらいっていうか。

(愛)そうなんだ。私の場合は、Facebookは音楽仲間以外に、地元の友達や一般の方とかも多くて、そうなると子どもの事は当たり前。だから、逆にそういった発想がなかった。

ー(ゆきこ)私は出身が地方で、Facebookには仕事繋がりの人が多いっていうのもあるのかもしれない。「中堅女性作曲家サミット」で、同じ境遇の人たちと話していく中で、ようやく言えたっていうのがあります。

(愛)なるほど~。

ー(ゆきこ)イベントを期にJWCM(女性作曲家会議)としてコレクティブが発足して、10月からはオンラインサロン【オンナ作曲家の部屋】もスタートしました。公に言いにくいことも言える安全な場として、あのサロンにはとても助けられてるんですね。特に、「子育て」に限定した場ではないし、「ジェンダーの話題だけ」を話す場ではないんだけど、何人かお子さんがいながら創作をしているメンバーなんかもいて、そういう意味では「お互いがんばってるよね!」っていう仲間意識があります。

(愛)オンラインサロンでは、普段の個人のSNSでは言えないような話が出来ますよね。ほら、私はFacebookでも子供のことを書いたりしているけど、実際突っ込んだ話っていうのはしにくい。例えばね、普通に「今回の〆切きつかった、しかも子どもが風邪ひいて(~)」という類の話って、出来るんですよ、普通のFacebookアカウントでも。出来るんだけど、「大変だね」「へぇ」っていう感じで終わっちゃう。でも、オンラインサロンでは、その先の話ができる。具体的に「何が」大変だったのか、その問題の根底に「どんな」問題があるのか。例えば、社会的な法律や固定概念から来るものなのか、ジェンダー意識が関係しているのか、とかね。サロンは、そういうことを突き詰めて話せる場なんですよね。

ー(ゆきこ)そこが大きな違いですよね。普段語れること、の先にあるもの。確かにサロンでは、「安心感」や「共感」してもらえる喜びもあるけど、単に愚痴るだけじゃなくて、この状況をみんなで改善していける(かもしれない)っていう「希望」もありますよね。

(愛)リアルな友達の中にも、いるんですね。そういうことを話し合える間柄の人って。作曲家(音楽家)であり、母親である境遇を理解して話し合える友達。ただ、忙しいじゃないですか。たまたま会っても「大変だよね(わたしたち)!!じゃあね!!」って感じですれ違うくらい。でも、オンラインサロンでは、ゆっくり語り合える場が設けられている。好きなときに閲覧できて、自分のタイミングで発信したりコメントを書いたりできるしね。


ー(ゆきこ)なるほど。特に、子育て世代は時間がないですから、子育てや仕事の隙間時間を使って、お互い共感しあえるっていうのは、オンラインサロンならではのアドバンテージかもしれないですね。

(愛)あとは、フリーランス音楽家ママって、そもそもモデルケースが少ないじゃないですか。そんな中、みんなそれぞれ工夫しながらやっている。にっちもさっちもいかないっていうことがザラにあるわけなんだけど、オンラインサロンでは、「こういう時、どうしてる?」ってお互い、アイディアをシェアできるところも魅力ですよね。こういうのって、まさにDIYだと思うんです。

ー(ゆきこ)「どっちも行き止まりでどうしたら良いの?」っていう状況、多いですよね。〆切も迫っているけど、子どもが風邪をひいてしまった、とか。言い訳もできないし、したくないし。フリーランス音楽×ママとして、みんながどう切り抜けているのかって、興味があります。

(愛)ゆきこちゃんの場合は、そこに「海外在住」っていうのが入る。ますます大変ですよね。

ー(ゆきこ)人生RPGのハードモードを自ら選んだ感じではあります。自ら選んだから、結構楽しんでやってはいますね。


***②につづきます***


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若手作曲家のプラットフォームになるような場の提供を目指しています。売り上げやドネーションの一部は、年一度開催される「さっきょくアカデミー」の経費に回します。

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ドイツ在住作曲家。Project PPP代表。jwcw(女性作曲家会議)メンバー。オンラインで学ぶさっきょく塾やってます。
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