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【個人的備忘録】昨日の大久保雅基さんのレクチャー。

【個人的備忘録】昨日の大久保雅基さんのレクチャー。ネタバレがあるので詳細は書けないけれども、公演の内側、創作者の頭の中が覗けてとても興奮。専門的かつ実験的な内容なので、どう認知されるか実際に現場に行かないとわからない。対面で現実空間を使ってやる必然性がある作品。延期公演に期待。

というわけで、ここからはネタバレしない範囲で、公演について個人的に思ったことを書いていきたいと思います。ご興味持たれた方はぜひ延期公演に足をお運びください。

まず、大久保さんのプロフィールをご本人のウェブサイトから拝借。

大久保 雅基(おおくぼ もとき)
1988年宮城県仙台市出身。電子音響音楽、コンピュータ音楽、室内楽、インスタレーション、映像等、多岐に渡る表現手法で、テクノロジーによって音楽を拡張する。名古屋芸術大学芸術学部芸術学科デザイン領域、愛知淑徳大学人間情報学部非常勤講師。洗足学園音楽大学 音楽・音響デザインコースを成績優秀者として卒業。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科 修士課程修了。

現在様々なフィールドで活動されている大久保さんですが、もともとダンスミュージックを多く作曲されていたそうです。最近は音楽そのものを聞くことが減り、哲学に興味があるということで、わたしは現代音楽を「新しいクラシック音楽」というよりは、「音で思考すること/サウンド・フィロソフィー」と捉えているので、その姿勢に共感しました。

サウンド・フィロソフィーという言葉は、「言葉ではなく、音から思考する」という意味で使っています。ヴィデオアーティストの河合政之さんのvisual philosophyに影響を受けています。

ここからは個人的な感想です。

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