2021年のまとめ
去年もやったし、今年も軽くまとめておこうと思います。個人用備忘録2021年。
2021年上半期
2021年は上半期はDivertimento Ensembleに沢山演奏して頂きました。欧州にいる時はご縁がなかったので、不思議なものです。
1月23日ー"Die Geschmolzene Heimat" (2018-2019)
Divertiment Ensembleによる演奏
5月17日ー"Zitternd..." ヴァイオリン: Lorenzo Gorli
"Cities and Memory for ensemble" Divertiment Ensembleによる演奏
5月25日ー" Memory and Stain for living room with small piano" (2019)ピアノ: Maria Grazia Bellocchio
6月9日ー"für Wanderer for ensemble (2021)" 初演
Divertiment Ensembleによる演奏
6月29日ーオンライントーク
ピアニストの中村麗さんとビデオアーティストの瀧健太郎さんとのコラボレーションワーク "Knappe Berührung" について三人でお話しました。
6月3日ー北千住 BUoYにて"Trapaze's waiting"再演。演奏はクラリネットが東紗衣さん、ギターが徳永真一郎さんでした。
下半期
8月29日ーフロリダのWSMR classical radioで"ver_flies_sen"をご紹介頂きました。
9月4日ーTriOrganic公演(東京労音 ギター文化館)にて"blue"を再演頂きました。
9月10、11日ーハノーファーの Städtisches Museum Braunschweigannoverにてアンサンブル・メガフォンによって“Living in the Box for ensemble version”を再演頂きました。
この作品は、ビデオアーティストの瀧健太郎さんの同名作品からインスピレーションを得て、映像を見ながら即興する形で演奏される作品です。即興の元となる音型が書かれています。
9月20日ー所属するリサーチ・コレクティブjwcm主催によるコンサート「ARTS & WOMEN」女性作曲家 × 多次元立体音響装置・編がありました。
10月3日ーどうぶつおんがくたいさんに童謡編曲作品をご依頼頂き、演奏頂きました。in 両国門天ホール
10月27日ー第三の故郷、ドイツのケルン初演ということで今年一番力を入れていた作品、"What is (not) there II" 。一時間弱ある作品で演奏は、Ensemble s201でした。こちらはビジュアルつきの作品で、来年にはビジュアルもご披露できると思います。
11月14日ーどうぶつおんがくたいのコンサートに参加しました。童謡編曲と子どものための新作を発表しました。一緒に参加していた友人の山根明季子ちゃんともゆっくりお話できてうれしかった。
11月14日ーディベルティメント・アンサンブルのプロジェクトに参加しました。
11月19日ードイツ、ワイマールで "Impersonate for Flute and Violin (2014)" をEnsemble via novaのMarianna Schürmann (Flute)とNikita Geller (Violin)に再演頂きました。
11月16日ー土橋庸人ギター演奏会「ある夜のために」にて自作 "Half closed-eyes" を再演頂きました。
11月28日ー長野県の箕輪で、童謡作品の弦楽合奏編曲を初演して頂きました。
12月27、28日ー所属するコンポーザーズ・コレクティブ<Cabinet of Curiosities>の初オーガナイズ公演 "Cabinet of Curiosities 2021"開催しました。
12月30日ー共同代表を務めるjwcmでマガジンを刊行。刊行に伴ってオンラインイベントをしました。
パンデミックに伴いオンラインでの発表も多い一年でしたが、下半期はちょくちょく対面での初演などもさせて頂き、久方ぶりにお会いできた友人知人も多く、楽しい一年でした。
さっきょく塾とjwcm、また新しくスタートしたキャビネット・オブ・キュリオシティ―ズ(キャビキュリ)の活動も少しずつ広がりを見せ、自分がやってきたこと、やりたかったことの点と点が繋がってきた印象もあります。
自宅でのレッスンや桐朋こどものための音楽教室での授業もとても楽しく、みなさまと一緒に音楽に向かえていること、有難く日々を過ごしています。
来年は、幾つかの編曲作品、小さめ編成の作品創作が上半期続きそうです。下半期はまだまだ予定がありませんが、キュレーションや教育活動も引き続き、やっていきたいと思います。
2021年あと数分で終わりますが(ああ、なんとか書き終えられて良かった)、お世話になったみなさま、ありがとうございました。わたしの適当さに懲りずに、またお付き合い頂けたらと思います。
皆々様にとって、2022年輝ける年でありますよう。
渡辺裕紀子
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