持続可能な音楽活動のための往復書簡第五回(わたなべゆきこ)
この連載は「ドイツにいるわたし」⇔「日本にいるあなた」の間で行われる往復書簡です。対岸は、ピアニストで作曲家の山田亮さんにお願いしました。「今ここ」にある何か、を書き記していきたいと思います。
山田さんへ
山田さんがワクワクされていることに、勇気をもらいます。「ワクワクした人」が近くにいることが、一番「ワクワク」への近道、という気もしています。ワクワク貯金、ありがとうございます。ここからは頂いたご質問から順に書いていきたいと思います。
「自分が未体験だけど教える」というのはワクワクします。大変だけど、開拓していくような気持ち。開拓することで、音楽に触れる価値をきちんと提示出来たら良いですよね。音楽に触れる価値とは何でしょう。
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