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ひとりで作曲する?それとも共同で?(3)

第一章では、演奏家と作曲家の役割が産業革命以降分離したこと、その後才能溢れるコンポーザーパフォーマーの出現により、楽器の可能性が広がったことに言及しました。第二章では別の例として、演奏家と作曲家の密な共同作業で生まれた作品について、そして1970年、80年に起こった欧州での現代音楽アンサンブル乱立に伴う、演奏家と作曲家の関係と音楽の変化についてお話してきました。第三章では更に先を行き、今の時代の共同作業、コラボレーションの形について書いていきたいと思います。

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