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通所介護サービス

●デイサービス・デイケア

「一日中家にいると退屈。お出かけして人と話したい!」
「おばあちゃんがずっと家にいるから、どこにも出かけられない!」
という双方のニーズを満たしてくれるものが通所サービスです。定期的に施設に通い、お風呂に入ったり、リハビリを受けられます。送迎と食事つきで朝から夕方まで預かってくれるところが多いので、その間に家族は自分の用事をこなすことができます。

通所サービスにはいわゆる「デイケア」と「デイサービス」の2種類があります。この2つの違いをざっくり表すと、「デイケア=専門的なリハビリをしてくれるところ」。デイケアには医師や理学療法士などの専門職がいて、プロによる健康管理やリハビリを行ってくれます。デイサービスにはそれがなく、看護師や介護士による軽い体操やレクリエーションが主になります。

しかしここ数年でデイサービスも多様化が進み、運動に力を入れるところが増えてきました。フィットネスクラブのように運動機器をそろえたり、専門職によるリハビリを行ったり。地域差はありますが「リハビリをしたいならデイケア」とは一概に言えなくなっていると思います。

※デイサービスの選び方
 デイサービスも個性の時代。実にいろいろなデイサービスがあります。リハビリに力を入れていたり、食事なしの短時間だったり、レクリエーションが豊かだったり、 男性が多かったり、カラオケに力を入れていたり、仕事や外出をさせてくれたり。また、同じ施設でも「認知症の方ばかりの日」や「比較的しっかりした方が多い日」などもあり、実際に行ってみないと雰囲気はつかめません。施設によっては「お試し」もできるので、いくつかのデイサービスを体験させてもらい、気に入ったところを見つけましょう。数は少ないですが夜間そのまま宿泊させてもらえる「お泊りデイ」もあります。

●ショートステイ

 普段は家で過ごしている人が、ときどき施設に「お泊り」させてもらうのがショートステイです。1泊から泊まることができ、2週間くらい続けて泊まる方もいます。家族が入院する場合や、施設に入るまでの調整期間にも利用されます。多くの場合、ドア・ツー・ドアの送迎つきです。

 介護する家族にとってショートステイは神です。まさに救いの神!ただ、服など持ち物のすべてに名前を書かなくちゃいけなかったり、準備は少しめんどくさいです。

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