森美術館を巡って(東京都・港区六本木)
<美術館紹介>
六本木ヒルズ森タワー53階にある美術館。建物内の展示空間としては日本で最も高い所にあります。
施設設計は、アメリカ・ニューヨークのホイットニー美術館や、ドイツ・ベルリンのグッゲンハイム美術館等を設計した、リチャード・グラックマン氏。世界の先鋭的なアートや建築、デザインなどを独自の視点で企画展を展示しています。
企画展と並行して開催している小プログラム「MAMプロジェクト」「MAMコレクション」「MAMスクリーン」「MAMリサーチ」で世界の現代アートを多角的に体験することができるとのこと。森美術館のチケットで入館可能のようですが、今回は時間の関係でみていません。
ちなみに森アーツセンターギャラリーは52階にあり、別料金です。さらに展望のスカイデッキは別料金など、見どころもたくさんですが料金システムは少々複雑ですね。
<訪ねた日>
2020年8月16日
<展示に関して>
企画展は「STARS展 現代美術のスターたち 日本から世界へ」でした。1月3日まで開催中。写真撮影は殆ど撮影可能。見所は?
草間彌生氏
LEE UFAN氏
宮島達男氏
村上隆氏
杉本博司氏
奈良美智氏
この6人の軌跡を、初期作品から最新作まで紹介されています。1990年代以降、現代アートはグローバルに拡がり、美術館だけでなく、ビエンナーレやアートフェアなどを舞台に、世界各地で数えきれない程のアーティストが活躍しています。その中で、日本はどのように見えているのか?
この6人は、高度経済成長期から2000年代までに、国際的にも活躍し、高い評価を得ています。若くして認められた人も、晩年になって再評価された人もあり。そこで一貫しているのは、それぞれ大きな時代のうねりの中で、時空や空間といった普遍的なテーマ、伝統とテクノロジー、芸術と大衆文化など、自らの信じる道を深く探求してきたということのようです。
<売店に関して>
ミュージアムショップは3階と52階の2か所にあります。53階は展示物を見た後の出口にあります。図録は注文して、10月発売されるようです。グッズはもちろん、もっと知りたい気持ちに答えてくれていて、書籍写真集も沢山あつかわれています。私は杉本博司特集の美術手帳を求めました。今までの展覧会に関するもの、さまざまなデザインのもの目移りしてしまいます。
3階は美術館に入らなくても買えるようになっており、作家とコラボレーションしたオリジナルグッズが数多く取り揃えられていました。
<カフェに関して>
美術館と同じ階には、展望を楽しみながらお食事お茶できるお店がありました。展望のみ楽しめる場所もありました。
今回はミュージアムカフェには行かずに、日比谷線への帰り道の途中にあるLA MAISON DU CHOCOLATでティラミスとエスプレッソを頂きました。
暑さで疲れた体にカカオが効きました。
文学賞候補を読んで感想を書いていきます。今後の本選びの参考にしていただけると嬉しいです