視点が変わってしまった
子どもが生まれてから、撮った写真を見返すことが減った。パソコンに入れて、多少の調整をしてシェアしていたのはかなりの過去。今はそのときスマホに入っている写真ばかり見ている。
時間がいつ取れるかわからなくて、さまざまな面で腰が重い。約束が重い。荷物は軽くすることばかり考えるようになり、カメラを持ち歩かなくなった。丈夫さで選んだ私のスマホのカメラはイマイチ。
パソコンが壊れたり、バックアップしていたHDDが壊れて、古いデータがなくなったり整理しきれないままというのも理由にある。(子どもの写真の整理すら量が多すぎて追いつかずなので)
自分が撮るものとしては子どもの写真以上の面白い写真なんてないと感じている。自分だけが「これはこういう理由でね」って楽しむ写真なんだけど。
ひとの写真を見ると素敵だなと思う。ここを見ているんだ、こんな風に見ているんだって思う。
今の自分は何をするにも子どもとセットで景色を見ている。焦点は子ども。お店を見ても、「子連れでは入れないな」ってなるのと同じところから来ている。
この間、とても夕焼けがキレイだった。自転車を止めようか、よく見える場所を探そうかと一瞬思ったけれど、自転車をこぎ続けた。保育園に少しでも早く着くことを優先した。以前なら撮っていた。
今私が買おうと考えているのは、子どもでも使いやすそうな、防水防塵耐衝撃のコンパクトカメラ。
ヘッダーは「みんなのフォトギャラリー」より夕焼けの写真をお借りしました。
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