ロンドンのジュエリーデザイナーたち Part2
今日はイギリスでとても有名なデザイナーを紹介。
❷ショーン リーン
SHAUN LEANE
日本ではジュエリーデザイナーの名前自体を聞く機会がないため、
日本のジュエリーデザイナーの方でも知らない人もいるかもしれないが
イギリスでは特に絶大な人気と知名度を誇る。
イギリス王室・博物館・アーティスト・セレブレティ・ジュエラーなどの関わりも深い。
ファッションデザイナーのアレキサンダーマックイーンが
セントラルマーチンズ芸術大学を卒業後に、リーンのアトリエに訪れ
ショー用のコレクションを依頼して、彼のジュエリーデザイナーの人生が始まったとも言える。
凄い組み合わせだ。やべぇ。
伝統的な金工技術なども学んでいたリーンは
彫刻作品を創るようにジュエリーをデザインする。
他のデザイナーと違うところは、金工技術を活かしつつ、芸術的作品でありながら、ファッションの世界にも通じている作品が魅力だと思う。
技術だけを魅せる作品でもなく
トレンドに媚びるわけでもなく
自分のスタイルをジュエリーで表現する極めて少数派となるデザイナーだ。
さらにハイジュエリーとファッションの統一された世界観に
デザインの表現やこだわりが見られるところに感動してしまう。
一般的にはハイジュエリーやファッション(廉価版のジュエリー)では
制作工程も異なったり、ボリューム感や表現方法がリンクしていなかった。
(最近は、っぽい感じでつくるブランドも増えてきたけど、これはまた別の話)
またコレクション単位で上から下まで手掛ける
ジュエリーデザイナーはめちゃくちゃ稀なのである。
「高い技術力とデザイン性」という評価でしか日本のメディアでは
表現されていないように感じるが、
全てのコレクションがアートピースと言える。
ぜひ見てほしい。
私はジュエリーの専門学生時代にみたビョークのHomogenicのジャケットを
見て、色んな衝撃を受けたのを覚えている
これ ↓
このジャケットのイメージを記憶している人はほんと多いと思う。
夢にまでも出てきそう・・・
いや、
出てきてくれ。
UK
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