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(歌詞)ぼくの左腕の回る羅針盤

そよ風 ひやひら ひゅーひゅーカーテンを揺らし通り抜けてく
ぼくは面影を見た、きみの残像が脳裏に焼き付いて離れない
ぼくはきみの面影を、見た きみは美しくて賢くてきれいだ 
いまでもむかしも… 

ぼくはプールいっぱいの水の涙を一日で流せるいろいろと苦労したからね
ちょっと世間の目を気にして内向的になるのは、
いまもむかしから
うつと不眠との戦いは天下分けめの関ヶ原さ 
いちょう並木の街路樹の通ってとなりの街を歩いていた
あそこの古本屋には、貴重な戦前や戦時中の本や、八十年代アイドル特集の雑誌があったよ
 

ときがぼくらをまわしているならいま、このときもまわっている
腕時計では測れないなにか異次元的な時空間があると考えてみたり
自由の概念すらそこには膨大に膨張していくけれどとても住めやしない
氷点下のエベレストの梺で珈琲豆を焙煎して飲むようなものさ

そよ風がひゅーひゅーと吹いている ぼくはくしゃみをした 風邪を引いたみたいだ… 
でもそんなことお構いなしにときはまわってまわる
いまもむかしからずっと…

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