当時は「恐怖」という感情が未分化だったのか、はたまたその出来事自体が私の中で普通だったのか。 理由は不明ですが、思い出してみると「あれは怖かったんだろうな」という出来事が多かった。
私が生まれ育った家は田舎にあって、周りには田んぼと山があり、大自然の中にありました。 春はタラの芽などの山菜が取れて、夏は日中蝉時雨が降り注ぎ、夜には蛙の大合唱。たまにホタルが庭に遊びにやってくる。 秋の初めの頃になると稲刈りが始まり刈ったばかりの稲の甘い匂いが田んぼを彩って、秋の終わり頃になると田んぼで藁を燃やす匂いが漂い、季節の終わりを感じるような寂しい気持ちになる。 冬は雪が積もって白一色。雪が積もって月が出た夜は、夜中なのに雪が月光に照らされて。冷たい凛とした空
はじめまして、ご覧いただきありがとうございます。 私は境界性パーソナリティー障害の診断を受け、治療を行い現在は一般的な社会人を送っています。 そして、私の父親はアルコールとギャンブルの依存症。母親はイネイブラー(世話役、共依存)でした。 noteでは、依存症家庭の内部を見てきた私の経験に基づいてパーソナリティー障害や依存症関連問題の考察、回復記等を綴っていきたいと思います。 私の経験値によるものが多いので、エビデンスに基づいたものではないのですが、皆様の何かの足しになれ