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2024年12月31日(火)の未来日記(2024年1月)

大きな追い風が吹いたベストセラー準備期間

2024年をひとことで表すと、「着実な学び」だった。コツコツ。
大きく派手ではないが、あらゆる面でコツコツ未来をつくる動き方をした。仕事、人のつながり、スポーツ、音楽、そして読書。

上半期は2023年末の流れを引き継いで少し力強く物事を推し進め、将来へつなげる種まきに集中した。4月の『社会をよくする投資』刊行直後を境に「勢いで押す」日々は終わり、人との対話をじっくりしながら、水面化で確実に物事を進める動きに入っていった。
「先人から学ぶ」ことにも力を入れ、2024年下半期〜2026年3月に向けた準備期間になったといえる。

下半期は、早めに出た芽を刈り取りはじめるとともに、25年〜26年3月までの土壌を確実にかためていった。本が3冊出て忙しくもあり、でも身体を鍛えたりしなやかにしたりと整えながら、リラックスした旅行で息抜きをしながら、着実に波をつくっていった。

年間100冊(セルフ課題60冊、フリー読書40冊)。 学びの年

読書・勉強

リベラルアーツを学ぶことにとにかく力を入れた一年だった。
『3行で撃つ』『百冊で耕す』をもとに、読み書きを習慣化。
3年ぶりに年間100冊(セルフ課題図書60冊、フリー読書40冊)の本を読むことができた。読みかけていた何冊ものを本をようやく片付けた、というほうが近いか。
「書く」ほうは、友人と一緒に、エッセイを10本仕上げた。

仕事で「ベストセラーを出したい」という思いが強くなり、人の心の動きや心理学、認知科学を学んだり、あらゆるヒットメーカーが何をしてきたかを読み漁った。
また哲学、人文系、サイエンスの基礎的なものも教養として触れたいと思っていたので、年始に具体的に課題図書を固めて実行した。

2ヶ月のサイクルでテーマを決めて10冊の本を読み、アウトプットするという学びを6回、12ヶ月続けることができた。

⚫︎1月~2月:欲望の作られ方

  • ヒットメーカーの頭の中(箕輪厚介、柿内芳文、テレビのプロデューサーやコピーライター、グラフィックデザイナーなど)

  • コピーライティング(書籍タイトルや広告コピーなど)

⚫︎3~4月:美とは何か

  • グラフィックデザイン基礎(色、フォント、認知のデザイン)

  • 美とは何か(『粋の構造』、『脳は美をどう感じるか』など)

⚫︎5~6月:宗教、哲学概要

  • 哲学概要(『哲学と宗教全史』、『武器になる哲学』、岩波ジュニア文庫など)

  • 仏教(『禅マインド ビギナーズ・マインド』、『仏教思想のゼロ・ポイント』など)

⚫︎7~8月:ライフサイエンス

  • 科学一般書(『動的平衡』、『生命とは何か』、『利己的な遺伝子』)

  • 脳科学(『単純な脳、複雑な私』など池谷裕二氏を中心に)

⚫︎9~10月:言語、思考

  • 思考と言語(『ウィトゲンシュタインと言語の限界』、『思考と行動における言語』、『考える技術、書く技術』など)

⚫︎11~12月:文学、日本古典

  • 源氏物語(紫式部、四季の着物、香りなどさまざまな角度から)

  • 平安〜鎌倉の文学の概要(清少納言や鴨長明など)

また、日々の学びを言語化する「学びノート」をGoogle formに送ってためていった。その学びが400個。これは、元DeNAで組織コンサルをされている坂井風太さんの真似でした。

趣味

6月にはマリンバコンサートに出演。
マリンバ、読書、瞑想、フットサルなど日々の趣味に、ランニングが加わった。トレランの大会に友人と出場。10キロは年始にキロ6分42秒、今ではキロ6分10秒で走れるようになった。

家のこと

鎌倉に髪を引かれながらも、東京に拠点を置き続ける。部分的に、そして久しぶりに、他人との共同生活も始まった。

未来日記4年目。

着実な学び。
追い風。土壌を固め、波をつくっていく。

2ヶ月サイクルで100冊。
400個の日々の気づき。

音楽性と向き合う。
しなやかで筋肉質な身体づくり。

東京。

こんなところが、キーワードでしょうか。
30代最初の年が終わる。ここからどんな10年にしていこう。


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