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爆ぜる闇

きらきらした闇が
僕の周りで爆ぜる

逸脱した屈折率

見えない柔らかさが
頬に当たる

人差し指が
何かに突っ込む

生温い風
爽やかな臭い

それがどんなものか
確かめる方法もない

眼を開けている
きっと、多分

だけど照らすより
照らされるよりも

余計に心地良い
泥水の中もがく気分

ここはどこだろう?

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