【予想】M-1グランプリ2024
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いよいよ年末恒例お笑いの祭典、M-1グランプリ決勝が開催されますね。
いつから始まったのか、順位予想が当たるとなんか貰えるそうです。
そしてその人気順がこちら。
こうやって改めて見ると、昨年までと雰囲気が変わった感じがする。
テレビのバラエティの一線で活躍しているコンビがいませんね。
準決勝まで残っていたオズワルドとか。
結構な数のコンビがその前の段階で早々に消えている。
辛うじてトム・ブラウンはそうかな。まぁあまりバラエティは見ないからわからないけど。
ボクは一応、Youtubeで公開されている3回戦までと、TVerのワイルドカードで決勝に進めなかった準決勝進出コンビまでを見た。
で、ボクの予想はこんな感じ。
◎ヤーレンズ
○エバース
▲ジョックロック
△令和ロマン
◎ヤーレンズ(先行)
だいたい同じパターンで、テンポ良くくだらないボケが淡々と続く。
分かっちゃいるんだけどやっぱり面白いんですよね。笑ってしまう。
ただ、爆発力がないといえばないんですよね。
競馬でいうなら先行逃げ切りパターン。切れる脚はないんだけど、持続するスピードがあるというか。安定した強さを発揮するけど、切れる脚を持つ馬に差されて2着も多い。それが昨年でしょうね。
○エバース(差し)
昨年の敗者復活戦を見て、来年は決勝に行くだろうと思っていたコンビが見事に決勝進出。前走NHK新人お笑い大賞で優勝して勢いもある。
最近はボクが聴いているラジオ番組にゲスト出演したり、自分たちでも番組を持ったりとプチブレイク中。
いわゆるしゃべくり漫才で、ボケの佐々木がツッコミの町田を困らせつつ、盛り上がっていく感じが競馬でいうなら差しパターン。
分かりづらいテーマでも笑わせるのが彼らのネタの面白さだけど、今回はあまり分かりづらいテーマじゃない方が良いかもなぁ。そこで出遅れると、ゴール前で届かないこともありそう。
▲ジョックロック(追い込み)
前走NHK新人お笑い大賞で準優勝。ボクはその番組とM-1の予選で見た。多分、昨年も見ているんだけど、よく覚えていない。なので、彼らのネタはNHK新人お笑い大賞でやったネタしか覚えていないけど、ハマれば爆発して一気に差し切る可能性がある気がする。
なにしろ、まだ審査員たちにとっても新鮮。
独特のポーズのツッコミが特徴で、これも審査員や観客に受け入れられそう。
ドカンと拍手笑いが起こるかもしれない。
ただ、末脚が不発だと「後方儘」で最下位近くの可能性も。
△令和ロマン(自在)
昨年の王者が再び決勝へ。史上初の二連覇なるかというところ。
昨年は出番順や会場の雰囲気を読み切ってM-1を「攻略」した。まさに自在型。
M-1の新時代到来を感じましたね。
ただね、今年の3回戦のネタがボクにはイマイチだった。
というか、ちょっと荒いようにも見えた。昨年の方が研ぎ澄まされていた感じがするんですよね。
さらに審査員たちも彼らのお笑いに慣れただろうし、期待値が高いと審査が辛くなる可能性もある。
というところで△止まり。
真空ジェシカは4年連続M-1決勝進出で安定してウケているけど、もう審査員たちも慣れてしまった感じがする。
M-1ってやっぱり新鮮さと爆発力という感じがするんですよね。
オズワルドやからし蓮根なんて相変わらず面白かったけど準決勝で敗退。やはり新鮮さがなかったのか。それで良いんですけどね。賞レースは出てくるタイミングも大事なんだろうな。
初出場か、2回目くらいで優勝しないと。ここ数年はそんな感じだと思う。
他に気になるところでは、ダイタクが決勝に来たこと。
今まで家族ネタばかり見ていて、それも天井が見えていた感じがするけど、決勝に来たということは、準決勝で何か爆発力のあるネタをやったのかな。
あとバッテリィズの漫才も好きなんですけどね、好みで言えば。どこまでやれるかなぁ。
まぁ、そんな予想は立てつつ、なにも考えないで楽しみたいですね。