【日記】歯科助手の法則

（674文字）

咳が止まらない。
昨夜は咳が苦しくてなかなか寝付けなかった。
病院に行ってみると、喘息だろうねとのこと。
軽い喘息持ちなんですよね。疲れと睡眠不足に気をつけなさいと言われて吸入薬を出された。

診察の前に血圧や酸素濃度を測りながら問診してくれたのがMさんという看護師さん。
女性、推定年齢40歳前後。手の感じを見るともう少し上の可能性もある。
そしてこの人、目が完璧に美しい二重のアーモンド型。
目と目の間、目と耳までの距離、そのバランスがまた完璧。
顔全体は丸顔で小さく、これもまたボクの好みにピッタリ。
ボクにとって、顔の好みはバランスが非常に大事らしい。
ところが、ですよ。当たり前だけどマスクをしているので鼻から下が見えない。

見たい。

見せてくださいって言っちゃダメですかね？

ダメだろうなぁ。

嫁さんが言うには、そういう場合、間違いなく良いように想像しているので、実際見てもガッカリするだけだぞとのこと。
まぁ、確かにね。
コロナ以降はマスクが当たり前になったけど、それ以前でマスクが当たり前だった女性は歯科助手。
歯科助手ってみんなきれいに見えたもんなぁ。
今はマスク美人なんて呼んだりするみたいだけど、一部分しか見えないことで美人に見えることを、ボクは歯科助手の法則と言っていた。

そんな会話を友達と時々していたけど、そういえば・・・。
女性も同じように感じているんですかね？
マスクをした男が良い男に見えるってあります？
考えてみると、あまりそういう話を聞いたことがない。
スキー場で会ったときには格好よかったのに、なんて話は聞いたことあるけど。
どうなんでしょう？