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【日記】笑いのライン

略語というのは日本語独特の文化なんですかね。日常的に使われて、もはや略語だと知らずに使ってる言葉もある。
ボールペンはボールポイントペンだし、軍手は軍用手袋、教科書も教科用図書だそうですよ。

ボクもこうした略語は使っているんだけど、新しい略語はどうも使えない。
相手に通じるか分からないから、なるべく正確な言葉を使いたいというのもある。
しかし、もう一つ理由がある。
なんというか、
「こいつ新しい略語使ってるぞ」
と笑うもうひとりの自分がいるというか。
例えば、山のSNSで「いつメン」という言葉を見かけることがあるんだけど、これは使えない。
「今回はいつメンで⚪︎⚪︎山へ」
というように、いつものメンバーという意味で使われるけど、自分で使おうとすると、
「おいおい、若者ぶってるんじゃないよ」
というツッコミのような薄ら笑いが聞こえてきちゃう。
まぁ、他人は良いんです。あくまでも自分ね。
だから恥ずかしくて使えない。
分かるかなぁ、この感覚。

でも、この感覚はラジオを聴いていると、お笑い芸人から感じることがある。
一番良く感じるのが中川家のお兄ちゃん。
だから、ラジオを聴いていると、みんなが「なんでだよ」と笑ってるところで、分かるなぁと頷けちゃったりする。

考えてみると、お笑いのネタってこういうところからできるのかもね。
略語を使うだけなら笑えないけど、
「いい歳してやたらと略語を使って若者に迎合しようとするオヤジ」
だったらコントのネタの素になりそう。っていうか、すでにありそう。
あ、やたらと業界言葉を使う芸能人みたいな感じか。

そう考えると、略語も使いすぎるとどこかで笑われちゃうラインがありそうな気がする。
年齢、性別、キャラによって違うだろうけど。
あ、キャラもキャラクターの略だった。

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